スマホ代を節約しようと考えた場合、格安SIMを選ばれる方も多いと思います。
確かに、格安SIMを選ぶ事で節約できる金額は、大きいと言えるでしょう。
しかし、どういったキャリアやプランを選ぶかによっても、毎月のスマホ代が大きく違ってくる事もあるようです。
例えば、データシェアが可能な格安SIMを選ぶ事で、夫婦間でデータ容量を共有できるようになっています。
その為、旦那さんがデータ容量を多く消費してしまったとしても、奥さんのデータ容量が余っていれば、それを旦那さんのスマホのデータ容量としてカウントする事ができるようです。
データ容量の料金が追加で掛かってくる事がなくなるので、これにより毎月の通信料を一定の金額に抑えられるようになります。
今回は、そんな夫婦でスマホ代を節約したい場合に知っておきたい格安SIMの豆知識3選について、ご紹介していきましょう。
こんな人に読んで欲しい
夫婦でスマホ代を節約したいと考えている人
夫婦でスマホ代を節約したい場合に知っておきたい格安SIMの豆知識3選
それでは、夫婦でスマホ代を節約したい場合に知っておきたい格安SIMの豆知識3選について、話していきましょう。
具体的には、
データシェアや繰り越しが可能な格安SIMを選ぶ
割引プランが利用できる格安SIMを選ぶ
複数の回線が利用できる格安SIMを選ぶ
の3点が、挙げられます。
以下に、それらについて、詳しく解説していきます。
データシェアや繰り越しが可能な格安SIMを選ぶ
夫婦でスマホ代を節約するには、データシェアや繰り越しが可能な格安SIMを選ぶといいでしょう。
これにより、夫婦間で通信量を共有できるようになったり、余った通信量を翌月に繰り越す事が可能になります。
例えば、奥さんがLINEなどを余り利用する頻度が少ないのなら、その分の通信量を旦那さんが共有するようにしてみてください。
仮に、自分の通信量をすべて消費してしまったとしても、その分奥さんの通信量を利用する事で、その月に消費した通信量が契約したプランの通信量をオーバーせずに済ませる事ができます。
今月は、通信量をあまり消費しなかったという事なら、余った通信量は月末に消滅してしまわず、翌月の通信量に合算できるようになっているので、余ってしまった通信量を無駄にせず使いきる事ができるでしょう。
イオンモバイルのスマホだと?
イオンモバイルのスマホを利用した場合、データシェアや繰り越しが可能になるようです。
私の知人である夫婦は、この方法を実践する事により、契約した通信量を超えてしまう事がなくなったので、スマホ代の負担が軽くなったと喜んでいました。
その夫婦は、どちらもイオンモバイルのスマホを利用しているのですが、旦那さんが仕事の関係で、スマホの通信量を多く消費してしまう事が多かったようです。
仕事で忙しい月によっては、契約したプランの通信量を超えてしまう事が何度かありました。
その為、奥さんがLINEなどの通信を極力控えるようにし、契約した分の通信量がなるべく余るように努めたそうです。
こうする事で、たとえ旦那さんが契約した分の通信量を超過してしまったとしても、代わりに奥さんの余った通信量を利用できるようになるので、追加で通信量を支払わなくても済むようになります。
スマホをあまり利用しなかった月は、通信量が余る事が多いので、その分は翌月に繰り越せるようになっているようです。
その為、翌月に通信量を多く消費してしまっても、前月分のデータ容量も使用できるので、スマホ代を心配しなくてもよくなったという話を聞きました。
この通信量の繰り越しを行いたい場合、手続きが必要というわけではなく、余った通信量は自動的に翌月へ繰り越されるようになっているそうです。
別途手続きが必要になってくるのなら、面倒くさいと感じたり、忘れてしまうといった事があるかもしれませんが、自動で繰り越されるようになっているのなら、そのような心配をする必要もないでしょう。
ただし、繰り越しが行われた通信量を利用できるのは、あくまで繰り越しが行われた月だけとなっているので、その点は注意するようにしてください。
そこからさらに、その通信量を翌月分に繰り越すという事はできないようになっており、翌月になった時点でその通信量は、自動で消滅してしまうようです。
こうした事から、繰り越した分の通信量はは当月中に使いきってしまうようにし、余った当月分の通信量を来月に繰り越すか夫婦で共有するようにするか話し合っておけば、無駄の少ない計画的な利用ができるのではないかと思います。
夫婦でスマホ代を節約したいのなら、データシェアや繰り越しが可能な格安SIMを選ぶ事で、データ通信量に掛かる費用を抑える事ができるようになるかもしれません。
割引プランが利用できる格安SIMを選ぶ
夫婦でスマホ代を節約するには、割引プランが利用できる格安SIMを選ぶ事も有効です。
これは、夫婦で同じキャリアの事業者を選ぶ事で、月額のスマホ料金から割引が受けられる仕組みになっています。
現在、夫婦で同じ事業者のスマホを利用しているのなら、自分たちが割引プランの対象になっているか、調べてみる余地はあるでしょう。
これから、夫婦でスマホを新しく購入しようと考えているのなら、この割引プランが導入されている事業者を中心に選んでみてもいいかもしれません。
事業者によっては、夫婦だけでなく、離れて暮らしている親も同じキャリアを利用していれば、そこからさらに割引を受けられるケースもあるようです。
親のキャリアも確認できるようであれば、確認をしてみる事で、親のスマホ代の節約もできるかもしれません。
BIGLOBEモバイルのスマホだと?
例えば、BIGLOBEモバイルには、「BIGLOBE家族割」というプランがあります。
これは、家族が同じBIGLOBEモバイルを利用していると適用されるプランになっており、月額料金から200円の割引が受けられるようです。
離れて暮らしている家族や親戚にも適用されるようになっており、最大4名分までの割引が適用されます。
たとえ、苗字が違っていたとしても、適用可能となっており、家族であると証明する為の書類も不要となっているので、手続きだけで面倒だと感じる事もないでしょう。
これならば、最大で月額800円分の節約ができる計算になり、年間を通して利用した場合、9,600円分のスマホ代がお得になるという事です。
例えば、プランSやプランRを利用している人で、音声通話SIMを契約していれば、1年目は550円で利用できるようになっています。
2年目以降は、月額料金が上がってしまう事になりますが、それでも1,000円程度で利用できるようになっているので、それほど金銭的な負担にはならないでしょう。
3,733円の初期費用やユニバーサルサービス料などの費用が発生してきてしまいますが、それでも1年以上の利用を考えているのなら、利用してみる価値はあると思います。
このBIGLOBE家族割は、夫婦一緒のデータ容量でなければ適用を受けられないというわけでもないので、割引を受ける為にどちらかが、無理にデータ容量を変更する必要もありません。
その為、自分が利用する分に応じて、自由にデータ容量を選べるようになっているので、少ないデータ容量で契約してしまった事が理由で、データ通信の消費を気にする必要がないと言えます。
回線も、auとdocomoのどちらか好きな方を自由に選べるようになっているので、1つの回線しか選べない格安SIMよりも利便性が高いと言えるでしょう。
このように、夫婦でスマホ代を節約したいのなら、割引プランが利用できる格安SIMを選んでみる事で毎月のスマホ代を節約できるようになるかもしれません。
複数の回線が利用できる格安SIMを選ぶ
夫婦でスマホ代を節約するには、複数の回線が利用できる格安SIMを選んでみる事も有効だと思います。
多くの格安SIM事業者では、自社で独自の回線を持っておらず、他の大手キャリアから回線を借りているところが多いのが現状です。
その為、格安SIMの事業者によっては、利用する際はauの回線のみしか使えないなど、回線を事業者から指定されるケースというのもあります。
「auよりもdocomoの回線を利用した方が、スマホ代が安くなるのになぁ」という風に考えている人からすれば、自分が利用したい回線を選べないというのは、使い勝手が悪いと感じてしまうでしょう。
夫婦で別々のキャリアに契約していると、利用している回線が違ってくるという事もあるかもしれません。
別々の回線を利用するよりも、同じ回線を利用する事で、毎月のスマホ代を節約できる事もあるので、これから新しくスマホを契約しようとしている人は、積極的に検討してみましょう。
NUROモバイルのスマホだと?
例えば、NUROモバイルだと、SIMカードをスマホに挿入するだけで、すぐに乗り換えを終了する事ができるようになっています。
利用できる回線は、auとdocomo、softbankの3種類あり、その中から自分が利用したい回線を選べるようになっているので、選択肢の多さというのが、魅力の一つだと言えるでしょう。
単純に料金の安さだけで選ぶのなら、docomoが一番安くなっており、「お試しプラン」にデータ専用で契約した場合、月額料金が330円で利用可能になっています。
auやsoftbankを同じプランで契約すると、550円掛かってくるので、出費をとにかく抑えたという人は、docomoを選ぶようにした方がいいでしょう。
逆に、softbankは3種類の事業者の中で料金が一番高くなっているという印象があり、例えば「Sプラン」で契約した場合、softbankだと1,078円の料金が掛かってきます。
これは、docomoやauよりも高額になっているので、その点は注意するようにしてください。
ただ、「データ無制限プラン」は、softbankにしかないプランになっているので、データ容量をかなり消費してしまういう人は、softbankにするのが一番いいかもしれません。
回線を選べるのは、利用者としてはメリットが大きいように思えますが、NUROモバイルの場合、意外なデメリットも存在しています。
NUROモバイルには、大手キャリアのスマホを利用した場合と比べて、通信速度が遅いという風に感じてしまう人も多くいるようで、特に回線が混みやすいと言われている朝や夕方の時間帯になると、そのように感じる人も多いようです。
このように、夫婦でスマホ代を節約したいのなら、複数の回線が利用できる格安SIMを選んでみる事も有効だと言えるでしょう。
まとめ
夫婦でスマホ代を節約したい場合に知っておきたい格安SIMの豆知識3選
データシェアや繰り越しが可能な格安SIMを選ぶ
割引プランが利用できる格安SIMを選ぶ
複数の回線が利用できる格安SIMを選ぶ
いかがでしょうか?
夫婦でスマホ代を節約したいのなら、データシェアや繰り越しが可能な格安SIMを選んだり、割引プランが利用できる格安SIMを選ぶ事が有効になってくると言えるでしょう。
夫婦間でデータシェアができるようになれば、毎月のデータ容量を無駄なく利用できるので、LINEやメールなどのデータ通信を利用する事が多い人は、検討してみる余地があると思います。
データ通信をあまり使わなかったという月があれば、その分のデータ容量を翌月に繰り越して使用するようにしてみてください。
余ったデータ容量をその月のデータ容量にプラスして利用できるようになるので、データ通信を多く利用する月があったとしても、通信料が上がる事はないでしょう。