(引用:povo公式サイト)
毎月のスマホ代を節約する為に、auスマホからpovo2.0に乗り換えようか検討している人も多いでしょう。
povo2.0を使用すれば、その都度必要な用途に応じて、データ容量などを追加できるといったメリットがあります。
これならば、自分がよく使う用途に合わせてトッピングしていく事で、無駄な出費を抑える効果が期待できるでしょう。
しかし、povo2.0には、メリットばかりがあるように見えて、実は意外な落とし穴があるようです。
それは、家族で使用すると割高になってしまったり、データの繰り越しができないといったデメリットがあります。
今回は、そんなpovo2.0の意外と知らないデメリット3選について、ご紹介していきましょう。
こんな人に読んで欲しい
povo2.0のデメリットが知りたい人
povo2.0に乗り換えようか検討している人
povo2.0の意外と知らないデメリット3選
それでは、povo2.0を利用したスマホ節約法について、話していきましょう。
具体的には、
家族で使用すると割高になってしまう事がある
データの繰り越しができない
データ容量をトッピングしないと通信速度が遅い
の3点に焦点を当てて、説明していきます。
以下に、それらについて、詳しく解説していきます。
家族で使用すると割高になってしまう事がある
povo2.0には、家族で使用する事で割高になってしまう事があるようです。
povo2.0のデメリットの一つに、「家族割プラス」が適用されない事が挙げられます。
家族割プラスとは、同じ家で暮らしている家族がauのスマホを利用している場合、2人なら550円、3人なら1,100円の月額割引が受けられるプランの事です。
一緒に暮らしている家族がauを利用している人が多い方ほど、この家族割プラスを利用するメリットは大きいと言えます。
今までこの家族割プラスを利用する事で、毎月のスマホ代を抑えていたという人にとっては、povo2.0に乗り換える事で家族割プラスが利用できなくなってしまうので、スマホ代が上がってしまう可能性があるでしょう。
その為、現在家族割プラスを利用している人は、povo2.0へ乗り換える前にpovo2.0を使用した場合とauスマホで家族割プラスを使用した場合で、どれくらい月額料金に差が出るかを事前にシミュレーションしておいた方がいいと思います。
ただ、それであってもこのpovo2.0は、基本料金が無料になっている分、節約効果が大きいというのがメリットです。
例えば、スマホの利用がデータ通信がメインという人なら、30日間使用できる3GB分のデータ容量をトッピングしても、月額料金を990円で済ませる事ができます。
この程度の料金ならば、家族割プラスを利用するよりもお得に利用できると思われるので、povo2.0を使った方がいいと言えるでしょう。
逆に、povo2.0を使用すると、家族間の無料通話が適用されなくなってしまうので、その点は注意するようにしてください。
家族で頻繫に連絡を取り合う事が多い人にとっては、無料通話が適用されなくなってしまうと、毎月の通話料金が高額になってしまう可能性があるかもしれません。
povo2.0には、5分以内の通話なら550円で通話をかけ放題にする事ができ、1,650円支払う事により時間制限が掛からず、かけ放題にする事ができます。
この程度の金額ならばそこまで高額ではないので、povo2.0を利用しても特に問題なさそうに思えるでしょう。
しかし、そこからコンテンツトッピングやデータトッピングをしていると、auスマホを利用していたときよりも月額料金が高額になってしまう事があるので、その点は注意するようにしてください。
このように、auスマホからpovo2.0に乗り換える事によって、家族割プラスや家族間の無料通話が適用されなくなってしまうというデメリットがあるので、auスマホを利用していたときよりも、月額料金が高額になってしまう可能性があるでしょう。
データの繰り越しができない
povo2.0を利用した場合、データの繰り越しができないというデメリットもあるようです。
povo2.0のデータ容量というのは、トッピングの種類によって利用できる期間に、それぞれ違いがあります。
これはその期間内にのみ有効という事を意味しており、対象の期間を過ぎてしまえば、たとえデータ容量が余っていたとしても、そのデータ容量は自動的に消滅してしまうようです。
例えば、20GB分のデータ容量をトッピングした場合、利用期限は30日間という設定になっているので、使用するのならその期間内に使いきってしまうようにしなければいけません。
今月は動画をたくさん視聴したいという理由で、大容量のデータをトッピングしたはいいが、仕事などで忙しくなってしまい、思ったほど動画を見れなかったという人もいるでしょう。
それ以外にも、たくさん動画を見るのでデータ容量をかなり使うと思ったら、意外と思っていたほどデータを消費しなかったという話もあるあると言えます。
仮に、そのようなデータ容量が大幅に余っていたとしても、期間が過ぎてしまえば自動で消えてしまい、また新しくデータ容量を購入しなければいけなくなるので、その分損してしまったと感じてしまうでしょう。
格安SIMでもデータ容量の繰り越しができるキャリアもある中で、大手キャリアでデータ容量の繰り越しができないというのは、融通が利かないという風に思えてしまいます。
povo2.0のコンセプトとしては、必要なときに必要な分だけトッピングするという形式を取っているので、データ容量をトッピングしたのならその期間内に使いきってしまい、そこからさらに必要な分だけトッピングしてほしいという意図があるのでしょう。
その為、データ容量を無駄にしたくないと考えている人は、最初は少ないデータ容量をトッピングするようにして、それを使いきってしまったら、また少ないデータ容量を随時トッピングしていくといったやり方がいいと思います。
3GBのデータ容量なら30日間使用できて990円なので、普段動画を見る機会がそれほど多くなく、メールやLINEの頻度が多いという人は、このトッピングから始めてみた方がいいでしょう。
これぐらいの金額なら金銭的な負担も大きくはありませんし、仮に使いきってしまった場合に追加でまた新たに3GB分追加したとしても、両方を合わせても1,980円程度にしかなりません。
たくさんデータ容量をトッピングしても使いきれるか不安だという人は、まずは少量のデータをトッピングする事から始めて、それがなくなってしまったら適宜追加でトッピングするといったやり方をする事で、データ容量が使いきれないという不安を極力減らせるでしょう。
このように、povo2.0を利用するとデータの繰り越しができないというデメリットがあるので、その点は注意するようにしてください。
データ容量をトッピングしないと通信速度が遅い
povo2.0を利用すると、データ容量をトッピングしなければ、通信速度が遅いといったデメリットもあります。
povo2.0は、データ容量を適宜トッピングしていく事で、スマホを自分の使いやすいように組み立てていく仕組みになっているようです。
特に、動画やゲームなどのデータ容量の消費が激しいコンテンツを利用する場合は、データ容量のトッピングが必要不可欠と言えるでしょう。
もし、トッピングをしなかったら、通信速度は最大でも128kbpsしか出ないようになっています。
この128kbpsという通信速度が速いのか遅いのかで言ったら、ハッキリ言ってかなり遅いと言えるでしょう。
128kbpsしか通信速度が出ないようなら、スマホで動画やゲームを楽しむのは、まず無理だと言えます。
動画を閲覧しようとしても動画がカクカクしたような状態になってしまい、動画がほとんど再生されず、ストレスが非常に溜まってしまうでしょう。
ここまで聞くと、自分はスマホで動画やゲームはやらないから、通信速度が遅くても特に問題ないと考えている人もいるかもしれません。
しかし、128kbps程度の通信速度では、動画やゲームだけでなく、画像の閲覧やLINE・メールなどのやり取りをするだけでも時間が掛かってしまい、イライラしてしまうと思います。
LINEを利用した場合、文章を送信するだけでも数秒掛かってしまうといった感じになってしまうので、このような状況だと仕事などで頻繫にLINEを使う人にとっては、嫌気が差してしまうでしょう。
しかも、この通信速度は、あくまでも最大での通信速度という事になっているので、場合によってはそれよりも通信速度が遅くなってしまうという事も、十分にあり得ます。
その為、ストレスなく快適にデータ通信を楽しみたいのなら、トッピングをしてデータ容量を増やす事が必須となってくるでしょう。
恐らくau側としても、基本料金の範囲内でも十分な通信速度が出せるのなら、データ容量をトッピングしない人が増えるといった心配があるので、敢えて基本料金の通信速度をかなり遅い設定にしたのではないかと考えられます。
データ容量が3GBなら30日間で990円で利用できるので、まずはそのデータ容量をトッピングしてみて、30日が経過したり、もしくはデータ容量を使いきってしまったタイミングで随時、トッピングを追加していくといったやり方がいいでしょう。
このように、povo2.0を利用した場合、データ容量を追加しないと通信速度が遅いといったデメリットがあるようです。
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まとめ
povo2.0の意外と知らないデメリット3選
家族で使用すると割高になってしまう事がある
データの繰り越しができない
データ容量をトッピングしないと通信速度が遅い
いかがでしょうか?
povo2.0を利用した場合、家族で使用すると割高になってしまったり、データの繰り越しができないというデメリットがあるようです。
povo2.0は、基本料金が0円となっており、自分の使いたい分だけ自由にトッピングできるようになっています。
これならば、毎月掛かるスマホ代をコンパクトに抑える効果が期待できるので、スマホ代に悩んでいる人にとっては、魅力的なサービスだと言えるでしょう
しかし、今回ご紹介したようなデメリットもあるので、そういった部分も許容できるかどうかを検討した上で乗り換えを検討してみた方がいいと思います。