普段、仕事でスマホを使用する頻度が高い人ほど、スマホを2台持ちしている傾向が強いようです。
私の知人でも4人くらい、数年前からスマホを2台持ちにしてます。
スマホを2台購入すると、ビジネスとプライベートで使い分けたい場合や用途別に使い分けたい場合に便利なようです。
しかし、実際に2台使用するとなると、「費用が大きく掛かるのでは?」といった不安が出てくる事でしょう。
費用を抑える為には、Android端末を購入したり、楽天モバイルに契約すれば、節約の効果が期待できます
今回は、そんなスマホを2台持ちした場合の節約する方法ついて、ご紹介していきましょう。

こんな人に読んで欲しい
現在、スマホを2台持ちしている人
これから、スマホを2台持ちしようと考えている人
仕事でスマホをよく利用している人
テレワークを実施している人

スマホを2台持ちする人の現状

まず、スマホを2台持ちする人の現状について、お話していきましょう。
具体的には、
スマホを2台持ちする人の割合
スマホを2台持ちする理由
の2つに焦点を当てていきたいと思います。
以下に、それらについて、詳しく解説していきましょう。

スマホを2台持ちする人の割合

2020年度の資料によると、モバイル社会研究所の調査によると、携帯電話の中でスマホを使用している人は、88.0%います。(参考:第1章 携帯電話の所有・利用状況)
また、2台持ちしている人の割合は、74.9%います。
1台目にスマホを購入した方は、2台目もスマホを購入している方が多そうです。
AndroidとiPhoneで比較した場合、Androidが6割ほどなのに対し、iPhoneは4割ほどになっています。
2台目にスマホを購入している方の多くは、iPhoneよりもAndroidを好む傾向があるようです。
スマホの使用率は、年々増加してきており、男女別で比較しても、大きな差はありません。

スマホを2台持ちする理由

スマホを2台持ちする理由としては、ビジネスとプライベートで使い分けたい、用途別に使い分けたい、バッテリー切れや故障があった場合の予備として持っておきたいなど様々な理由があるようです。
ビジネスやプライベートで連絡先が多すぎたりすると、1台でそれを管理するのは大変になってきます。
電話を掛けるときやLINEをするときに、リストが多すぎると、連絡する相手を探すのにも一苦労するでしょう。
私の友人が以前、スマホ1台で仕事もプライベートも両方使っていたのですが、連絡先のリストが多すぎて、それを管理や確認する事がいつも大変だったそうです。
彼は、自宅でテレワーク中に、LINEで仕事の連絡が来る事もよくあります。
そんなとき、スマホが1台しかない状態だと、それが仕事の連絡かプライベートの連絡か分からないので、毎回確認するのが面倒だと言っていました。
プライベートだと、急ぎで確認しなければいけない要件というのは、ほとんどないので手が空いたときに確認すればいいのですが、仕事の場合となるとそうはいきません。
内容によっては、早急に確認しなければいけない要件や急ぎの相談や連絡があるかもしれません。
その為、彼は、テレワーク中の場合、常にスマホを手放さないで、仕事をしているそうです。
また、連絡先が多すぎると、LINEで連絡する際に間違った相手に連絡してしまう事もあるかもしれません。
その友人も仕事で忙しいときに、同僚にLINEで確認の連絡を送ろうとしたら、間違って自分の親に連絡をしてしまった事があるようです。
彼は、LINEで連絡した後、送った内容をよく確認せずにすぐに自分の仕事に戻ってしまった為、そのときは間違いに気付いていませんでした。
それから数時間ほどして、いつまで経っても連絡がこない事に困った同僚が、電話で「確認してほしいっていった資料、まだ掛かりそう?」と連絡してきたそうです。
それに対して、友人は「いや、それなら確認の連絡をLINEでしたはずだけど」と説明し、話がかみ合わない状態になりました。
その後、改めて自分の送ったLINEの内容を確認してみると、間違えて自分の親に送っていた事に気付いたそうです。
こういった、ビジネスとプライベートの連絡先が混在してしまうと、急いでいるときに間違った相手に連絡してしまうというのは、よくある話なのかもしれません。
また、1台目のスマホは、主に仕事での通話用に使う為に、通話料金が安くなるプランやオプションを契約するといった方もいます。
そして2台目は、動画鑑賞をする為に、高画質なスマホや大きいサイズのスマホを選ぶといったような選び方をしている人もいるそうです。
それぞれのスマホによって、特徴やメリットが違ってくるので、自分がどういった事に比重を置いているかによって、使用するスマホが違ってくるようです。
他にも、スマホ1台だけだとバッテリー切れや故障になってしまった場合に、不安だと考える人もいます。
このように、ビジネスとプライベートで使い分けたい、用途別に使い分けたいなどスマホを2台持ちする人は、様々な目的があるようです。

スマホ2台持ちで節約する方法3選

スマホを2台持ちする人の現状について理解が深まったら、次はスマホを2台持ちで節約する方法について、見ていきましょう。
具体的には、
大手キャリアと格安SIMを併用する
Android端末を購入する
楽天モバイルに契約する
の3点が、挙げられます。
以下に、それらについて、詳しく見ていきましょう。

大手キャリアと格安SIMを併用する

大手キャリアと格安SIMを併用してみると節約の効果があります。
大手キャリアの端末では、通話をメインとして使用し、格安SIMの端末では、LINEやメールをメインとして使用してみてください。
大手キャリアの場合、オプションやプランなどで、毎月いくら電話しても一律料金といったように、電話掛け放題サービスを実施している事業者も多いです。
格安SIMの場合、データ通信し放題のプランを提供している事業者も多いので、そういったプランに契約してみましょう。
私の知人が、仕事でスマホを使用する事が多く、通話やLINEを頻繫に使用しているようです。
それがきっかけで、以前は、毎月のスマホ代に悩まされる日々が続いていました。
しかし、この方法を試してみたところ、今までよりも毎月のスマホ代を4,000円ほど節約する事に成功したそうです。
彼は妻子持ちで、子供もまだ小さかったので、これから子供の為に貯金をしていかなければならないと必死のようでした。
奥さんも昔はOLとして働いていましたが、子供の出産を機に退職してしまい、現在その家計を支えているのは、知人のお給料だけとの事です。
彼は、営業をしている事もあり、取引先や上司などからいつも電話やLINE、メールなどの連絡が頻繁にあります。
そんな状況なので、当然の事ながら、毎月のスマホ代は高額になってしまいました。
それを見かねた奥さんが、知人に「もう少し、スマホ代節約できないの?」と相談したそうです。
しかし知人は「仕事柄、しょうがないだろう。別に、遊びで使っていて、高くなっているわけじゃないのに」と言い返しました。
知人からすれば、毎日一生懸命仕事をしているのに、そういった事を言われるのは、ショックだったようです。
それ以降、毎月のスマホ代を気にするようになった知人は、思い切ってもう1台スマホを購入する事に決めました。
すでに、SoftBankの端末を持っていたので、次は格安SIMを購入するべきだと考え、mineoを購入したそうです。
SoftBankでは、「通話し放題プラン」という3,000円ほどで通話し放題の料金プランにすでに契約していました。
その為、格安SIMを購入するなら、データ通信し放題のプランを提供している事業者を選ぶべきだと考えたそうです。
mineoでは、「パケット放題 Plus」という月額385円でデータ通信が使い放題になるサービスがあったので、それがとても魅力的に感じたようです。
SoftBankとmineoの2種類契約した事で、SoftBankは通話専用に使用し、mineoではメールやLINE専用に使用する事にするという風に用途によって使い分けをしていきます。
その結果、毎月のスマホ代を4,000円ほど節約できたようで、それ以降は、奥さんもホッとしていると聞きました。
このように、大手キャリアの端末では通話用、格安SIMの端末ではデータ通信用として使用してみてください。
大手キャリアと格安SIMのそれぞれの長所を把握し、その長所を活用していく事で毎月のスマホ代を節約していく事ができます。

Android端末を購入する

Android端末を購入する事でも、節約の効果が期待できます。
人によっては、1台目にiPhoneを購入したのなら、2台目も使い慣れたiPhoneを購入したいと考えている人も多いでしょう。
しかし、iPhoneにはiPhoneの良さがあるように、AndroidにはAndroidの良さがあります。
例えば、Androidは、iPhoneよりも本体価格が大幅に安いといったメリットがあります。
iPhoneの場合、本体価格が4万円ほどする商品もざらにありますが、Androidだと1万円程度で購入できるスマホも販売されています。
私も以前、iPhoneを購入する為に、携帯ショップに行って本体価格が安い機種を購入したいと店員に伝えました。
すると、型落ちした機種なら、3万円ほどで購入できると言われました。
型落ちした機種でも3万円ほどするというのは、少し高いと感じましたが、他の店を回っている時間もないと考えた私は、仕方なくその商品を購入する事に決めました。
しかし、Android端末の方が本体価格が安い機種が多いと知って、Androidにしておけばよかったなと後悔した事があります。
本体価格を安く抑えたい方には、Androidを購入した方がお得に感じるでしょう。
本体価格が安いのなら、「使いにくかったり、音質や画質が低いのでは?」と考えている人もいるかもしれません。
確かに、スペックが凄く高いというほどではありませんが、スペックが低すぎて全然使えないだとか、使用していてイライラするというほどではないです。
また、毎月の通信料を節約する為に、モバイルデータをオフにするといった設定の変更をしてみるのもいいでしょう。
モバイルデータの設定をオフにしてしまえば、メールやインターネットは使用できなくなります。
しかし、電話やSMSは利用できるので、仕事のやり取りに電話を使用する事が多いという方は、この設定に変更してみるのもいいと思います。
モバイルデータの設定をオフにしている状態でも、Wi-Fi接続は可能となっています。
その為、自宅にWi-Fi環境がある方は、Wi-Fiに接続してメールのやり取りをするといった方法もあります。
他にも、格安SIMを使用して低速モードに切り替える事でも、節約効果が見込めます。
低速モードにする事で、通信速度は遅くなってしまうのですが、その分通信料を節約できるといったメリットがあります。
メールやLINEでのやり取り程度なら、そこまで遅いといった印象を受けません。
スマホの使用用途は、メールやLINEがメインという方は、この低速モードに切り替えを行えば、通信料節約を見込めるでしょう。
このように、Android端末を購入する事で、iPhoneよりも本体価格を安く購入できたり、設定を変更する事で毎月の通信料を抑えられるといった節約が期待できます。
2台目をまだ購入されていない方は、Android端末の購入を検討されてみてはいかがでしょうか?

楽天モバイルに契約する

2台目をどこに契約するか悩んでいるのなら、楽天モバイルに契約した方がお得になります
仕事などで通話を頻繫にしている方には、特にオススメできます。
月額の料金が安く設定されているので、支払いも負担には感じないはずです。
例えば、月間データ使用量が20GB以下なら、月額料金が2,178円になりますが、1GB以下なら0円になります
一番月額料金が高額な場合でも、3,278円なので、仕事で電話が多い人でも大きな金銭的負担にはなりません。
契約や解約に関しても、初期費用や手数料も掛からず、2年縛りなどの条件もないようです。
その為、仮に楽天モバイルが合わなかったとしても、他の携帯会社に乗り換えやすいといった特徴があります。
「Rakuten Linkアプリ」といった専用のアプリも存在しており、これを使用すると通話が無料でできるようになります。
すでに、1台目を楽天モバイルで契約しているのなら、なおさら2台目も楽天モバイルに契約する事をオススメします。
楽天モバイルは、一人で2台契約する事も可能であり、2台合わせても、年間最大でも68,838円しか掛かりません。
私の友人が現在、楽天モバイルを使用しているのですが、LINEでのやり取りも問題なく行えるようです。
彼は、テレワークになって以降、職場にLINEでやり取りする機会が増えたそうなのですが、そういった状況でも不便は感じていないようです。
職場の人間と通話でのやり取りをする事も多いそうですが、音声が聞き取りづらいといった事もありません。
むしろ、音声に関しては、「LINEでの通話よりも音質がいい感じがする」と言っていました。
インターネットの表示速度も遅いと感じた事はないようで、「ネットサーフィンをよくしている人にも向いていると思う」と言っていました。
また、インターネット回線やモバイルルーターとしても利用可能なようです。
ただ、動画の受信や送信、容量の大きい画像を表示するのに時間が掛かってしまう事があるようです。
彼は、プライベートでtwitterなどのSNSを利用しているのですが、そのときに動画の受信や送信、画像の表示に時間が掛かった事があると言っていました。
YouTubeなどで動画を閲覧するだけなら、それほど通信速度が遅いといった印象は受けないようですが、受信や送信の場合だと、違ってくるようです。
最近、テレワークが増えてきた人にとっては、楽天モバイルをインターネット回線代わりに使用すると便利になるでしょう。
私の知人も、テレワークをきっかけに、楽天モバイルをインターネット回線代わりに使用しているそうです。
回線スピードがそれほど遅いといった印象を感じる事もないようで、取引先とのメールのやり取りや職場内でのチャットのやり取りもサクサク進んでいます。
このように、いくらメールやLINEをしても月間データ使用量が最大で3,278円という金額なのは、とても安価に感じます。
通話が多い人にとっては、楽天モバイルを使用すると節約の効果が期待できるのではないでしょうか?

まとめ

スマホ2台持ちで節約する方法3選
大手キャリアと格安SIMを併用する
Android端末を購入する
楽天モバイルに契約する

いかがでしょうか?
スマホを2台持つとなると、費用がかさんで大変だと思う方も多いでしょう。
毎月スマホに支払っている金額は、1台だけで1万円近く払っている人も少なくありません。
そう考えるとスマホを2台持つのは、金銭的な面で大きな負担と考える人も多いはずです。
しかし、今回ご紹介したようなAndroid端末を購入したり、楽天モバイルに契約すれば、スマホを2台持っても金銭的な負担はそれほど大きくはないでしょう。
スマホが2台あれば、ビジネスとプライベートで使い分けたり、用途別に使い分けたい場合に便利になります
普段、スマホを使う機会が多い方ほど、検討してみる価値は大きいでしょう。