最近、テレワークが増えた事で、毎月のスマホ代が高騰してしまったという方も多いのではないでしょうか?
ご家族も同様にテレワークをしていると、その方のスマホ代も上がってきてしまいます。
そのような場合、光回線とスマホの事業者を同じにする事で、スマホ代を節約する事ができるようになります。
さらに、自分と家族のスマホが同じ事業者だと家族の分のスマホ代も節約する事ができます。
例えば、自分も家族もドコモを利用しているなら、ドコモ光セット割に契約する事で、両方のスマホ代を抑えられます。
今回は、そんなスマホと光回線を組み合わせた節約術3選ついて、ご紹介していきましょう。
こんな人に読んで欲しい
ドコモやソフトバンクなど大手携帯会社のスマホを自分だけでなく、家族も同じ事業者を利用している人
光回線と契約する事で、スマホ代を節約したいと考えている人
スマホと光回線を組み合わせた節約術3選
それでは、スマホと光回線を組み合わせた節約術3選について、話していきましょう。
具体的には、
ドコモ光セット割
おうち割光セット
auスマートバリュー
の3点が、挙げられます。
以下に、それらについて、詳しく解説していきます。
ドコモ光セット割
「ドコモ光セット割」で契約する事で、スマホ料金を節約する事ができます。
ドコモ光セット割とは、ドコモのスマホを持っている方がドコモ光に契約すると、月額料金が安くなるサービスです。
ドコモ光とは、NTTフレッツの設備を使用して、ドコモがサービスを提供している光回線の事です。
すでにドコモのスマホを持っている方なら、このドコモ光セット割に契約するのが、一番料金を安く抑える事ができます。
事前に申し込みは不要なようで、条件に該当していると、自動的にドコモ光セット割が適用されて、スマホ料金が安くなります。
このサービスは、「新料金プラン」と「旧料金プラン」の2種類が存在しており、契約状況でどちらが適用されるか違ってくるようです。
まずは、新料金プランについて、説明していきます。
新料金プランの場合、ギガホや5Gギガホのプランに加入すると、毎月1,100円の割引を受けられるようになっています。
ただ、ギガライトや5Gギガライトで契約して、データ使用量が1GB未満だった場合、割引の適用を受ける事ができません。
それに対して、旧料金プランは、ウルトラシェアパックで契約していると、データ使用量が50GB以上で、3,190円の割引が適用されます。
このウルトラシェアパックは、家族で共有できるサービスになっているので、ご家族全員でドコモに契約されている方に利用者が多い印象です。
こういった話を聞くと、家族と一緒に生活されている方でなければ、このシェアパックの対象にはならないと考えている方も多いのではないでしょうか?
しかし、このシェアパックが家族で割引になる為には、一緒に生活していなければいけないといった条件はありません。
その為、家族と離れて暮らしていても、その家族もドコモのスマホなら、問題なくシェアパックの適用を受けられるようです。
また、このドコモ光セット割は、「みんなドコモ割」などの他の割引サービスとも併用できます。
みんなドコモ割は、家族で新料金プランに契約すると、月額料金が家族の人数によって、割引額が違ってくるといったサービスです。
例えば、家族2人で契約している状態だと、550円の割引が適用されます。
それに対して、家族3人で契約している状態だと、1,100円の割引が適用されます。
私の知人が、このドコモ光セット割に契約しているのですが、そのおかげで、月々のスマホ代を節約する事に成功できたと言っていました。
というのも、その知人は家族3人全員でドコモに契約しています。
その為、みんなドコモ割に契約し、さらにそこからドコモ光セット割を適用されると、毎月4,400円の節約が可能になります。
年間で計算すると、5万円以上の節約が期待できるので、みんなドコモ割とドコモ光セット割を併用するのは、効果が高いと言えそうです。
このドコモ光は、他の携帯会社と違い、契約更新月に解約すれば、違約金が発生しない点も魅力になっています。
2年契約になっているので、もし使ってみて合わないと感じたら、我慢して2年は利用を続けてみて、更新月になったら、解約してみるといいと思います。
ちなみに、契約更新月以外の月に解約してしまうと、マンション暮らしの方なら8,800円、一戸建て暮らしの方なら14,300円請求されるので、その点は気を付けてください。
このように、ドコモのスマホとドコモ光に契約する事で、自動的にドコモ光セット割に契約できるので、その分スマホ代を節約する事ができます。
これは、家族もドコモを使用していると、さらにお得な割引サービスを受ける事ができるので、家族も一緒にドコモに契約されている方には、特にオススメです。
おうち割光セット
おうち割光セットを契約する事で、毎月のスマホ代を節約する事も可能です。
おうち割光セットとは、ソフトバンクが提供しているサービスで、ソフトバンクのスマホとソフトバンクの光回線である「ソフトバンク光」の両方へ契約していると、加入できるようになっています。
ちなみに、おうち割光セットは、ソフトバンクのスマホだけでなく、ワイモバイルのスマホでも適用が可能なようです。
このおうち割光セットに契約すると、「データ定額ミニ 2GB/1GB」のデータプランだと毎月550円、「データ定額 50GBプラス/ミニモンスター」や「パケットし放題フラット for 4G」だと、毎月1,100円の節約が可能です。
これは、自分だけでなく、ソフトバンクのスマホを持っている家族も同様に割引が適用されます。
また、この割引は離れて暮らしている家族にも、適用可能となっています。
その為、親もソフトバンクを使っていて、その親と別居しているという方にオススメのサービスです。
おうち割光セットの割引を受ける為には、「SoftBank光 ファミリー」というオプションに契約しなければいけないという条件があります。
このSoftBank光 ファミリーというのはどういうものかというと、具体的には、「光BBユニットレンタル」や「Wi-Fiマルチパック」などに契約している事が挙げられます。
Wi-Fiマルチパックを利用する場合、毎月513円掛かる「光BBユニット 」にも契約しなければいけない為、その点は注意するようにしてください。
例えば、家族4人ともソフトバンクを使用していて、「データ定額 50GBプラス/ミニモンスター」を契約すると、一人当たり1,100円の割引なので、4人分だと4,400円節約する事ができるように見えます。
しかし、先ほど説明したように、おうち割光セットの割引を受けるには、オプションへの契約が必須となっています。
その為、オプション料金も支払った金額も加味した金額が、最終的な割引額と考えるようにしてください。
光BBユニットレンタルやWi-Fiマルチパックは、セットで申し込むと割引をしてくれるようなので、まだ申し込んでいないという方は、セットで申し込む事で、出費を抑える事ができます。
ただ、この光BBユニットレンタルも割引を受けるのに契約する以外にも、しっかりとしたメリットがあります。
例えば、インターネット回線のスピードが早くなったり、固定電話を使用したい場合が挙げられます。
光BBユニットレンタルには、光電話の機能が搭載されている為、契約変更に伴って、電話番号を変更するといった手間が掛からず、通話料金を抑えられるといった特徴があります。
テレワークでインターネットを使用する頻度が多くなったという方には、光BBユニットレンタルに契約すると回線速度が上がるので、仕事の効率も上がるでしょう。
また、ご家族で家の固定電話を使って、通話する機会が多いという人にも、オススメです。
このように、自分だけでなく、ご家族もソフトバンクのスマホを使用していると、おうち割光セットに契約する事で、毎月のスマホ代を節約する効果が期待できます。
しかし、オプションへ契約している事が絶対条件になっている為、その点は注意するようにしてください。
auスマートバリュー
auスマートバリューに契約しても、毎月のスマホ代を節約する事が可能です。
auスマートバリューとは、auのスマホと光回線をセットで契約する事で、永年割引してくれるというサービスになっています。
例えば、「ピタットプラン 5G」で契約すると、毎月550円の割引が適用されます。
「使い放題MAX 5G」だと、毎月1,000円の割引が可能となっています。
家族全員がauスマホを利用しているのなら、家族全員に割引が適用されます。
50歳以上の家族がいる場合、たとえ離れて暮らしていても割引の対象となります。
例えば、光回線を@nifty光で契約していて、家族4人がauと契約していた場合、家族全員が割引対象になり、総額で月額のスマホ代を4,400円も節約できます。
年間で計算すると、52,800円もの金額を節約する事が可能です。
auひかりは、他の事業者と比較した場合、回線速度が速いといったメリットがあります。
理由としては、auひかりは自社で開発した回線を用いてインターネットサービスを提供している為、必然的にその回線を利用するのは、auひかりと契約した人に限定されます。
その為、他の事業者と比較した場合、回線が混み合って、速度が落ちるといった事象が少ないようです。
実際にauひかりを利用した方の多くは、回線速度の速さに高い満足感を得ているようです。
また、auひかりは、Ipv6も利用可能な為、その点も魅力の一つになっています。
Ipv6は簡単に言ってしまうと、混雑する可能性が低いネットワーク回線に繋ぐ接続方式の事です。
Ipv6を利用するようになってから、「回線速度が速くなった」という話をよく聞きますが、それにはこの接続方式が関係しているようです。
そのように感じるのは、実際に回線速度が速くなったというわけではなく、混雑していない回線を利用するようになったからです。
今まで回線スピードが遅いと感じていたのが、Ipv6を利用する事によって、混雑が緩和された分、回線スピードがスムーズになったという風にイメージしてください。
マンションに居住している方は、そのマンションによって、auひかりの提供タイプが違うので、その点は注意するようにしましょう。
具体的には、auひかりの提供タイプは7種類存在しており、タイプによって月額料金も大きく違ってきます。
例えば、その7種類の中で一番安いタイプは「タイプE16/F(S)」で3,740円ですが、「マンションミニギガ」を選ぶと5,500円と、タイプが違うだけで1,760円も違ってきます。
年間で計算した場合、2万円以上の開きが出てくるので、金銭的に余裕がない人には、「マンションミニギガ」は厳しいのかもしれません。
どのタイプがいいかは自分では決める事ができないようで、そのマンションが契約しているタイプに合わせなければいけない状況になっています。
もし、自分の住んでいるマンションが「マンションミニギガ」のプランを契約していた場合、auひかりの光回線で契約してしまうと、あまりお得感を感じる事ができないでしょう。
そういった場合は、光回線をauひかりで契約するのではなく、「ソネット光プラス」で契約する事も視野に入れてみるといいと思います。
ソネット光プラスも、auひかりと同様に光回線になっている為、auスマートバリューへの契約が可能です。
ソネット光プラスは、auひかりよりも毎月のスマホ代が高くなってしまうというデメリットが存在しますが、キャッシュバックという観点から考えると、ソネット光プラスの方が貰える金額は大きいというメリットがあります。
スマホ代の出費とキャッシュバック額を合わせた場合、ソネット光プラスの方が結果として、出費を抑えられるケースもあるので、検討してみる余地はありそうです。
このように、auスマートバリューに契約すると、auスマホを利用している家族全員が割引対象になるなどのメリットがあります。
自分だけでなく、家族でauを利用している人がいる場合は、今までよりもスマホ代を安く抑えられるかもしれません。
まとめ
スマホと光回線を組み合わせた節約術3選
ドコモ光セット割
おうち割光セット
auスマートバリュー
いかがでしょうか?
スマホと光回線を同じ事業者にする事で、スマホ代を抑える事が可能です。
auを利用している人なら、auひかりの光回線を契約する事で、節約が期待できます。
また、auひかりに契約する事で、インターネットの回線速度がスムーズになるので、今まで回線速度が遅くて、イライラしていた人にもオススメです。
家族も自分と同様のスマホ事業者を利用している場合だと、その家族分のスマホ代も安くなります。
その為、スマホを乗り換えようと考えている人は、家族と同じ事業者を選んでみると、費用を抑える効果が期待できるでしょう。