(引用:楽天モバイル公式サイト)

楽天モバイルを利用していて、通信速度が安定しないといった事に不満を抱くユーザーの中には、自宅にRakuten Casaを設置する人がいるようです。
そのような場合、Rakuten Casaを設置する事で自宅が基地局となるので、そこから電波を受信すれば通信速度が安定するようになります。
さらに、Rakuten Casaの月額料金は無料になっているので、スマホ代を節約したいと考えている人にも、オススメできる商品です。
データ容量が無制限で月額料金も無料なら、利用しないのがもったいないと感じてしまう人も多いでしょう。
Rakuten Casaには、それ以外にも楽天モバイルのエリア外でも、データ容量が無制限で利用できたり、屋内でも通信速度が安定しているといった特徴があります。
今回は、そんなRakutenCasaが必要だと感じるお得な事情3選について、ご紹介していきましょう。

こんな人に読んで欲しい
Rakuten Casaが必要なのかどうか知りたい人
Rakuten Casaを利用した場合のメリットについて知りたい人

Rakuten Casaとは?

Rakuten Casaとは、楽天モバイルが発売した超小型になっている基地局の事を指しています。
基地局と言えば、基地局専用の施設にある大きな装置をイメージしてしまいまう人が多いでしょう。
このRakuten Casaはそれに比べると、かなりコンパクトな仕様になっており、自宅に置いていたとしてもそれほどスペースを取らないくらい小さいサイズになっているようです。
これを自宅に設置すれば、自宅が楽天回線に繋がるエリアになれます。
楽天モバイルと言えば、他の大手キャリアと比較した際に、月額料金が安いといった特徴がありました。
しかし、基地局が少ない為、通信速度が安定しないといった問題点もあるようです。
そのような場合、Rakuten Casaを設置する事で、それが基地局の役割を果たしてくれるので、安定した通信速度を維持できるようになります。
Rakuten Casaを利用したいと考えた場合、月額の利用料金は無料になっているので、Rakuten Casaを使ってみたいけど、料金が高額過ぎて払えないといった事にはなりません。
事務手数料が、3,300円掛かってしまいますが、この程度なら高すぎて払えないという事はないでしょう。
設置が終了すれば後日、楽天ポイントが事務手数料分還元されるという仕組みになっているので、この楽天ポイントを有効活用できれば、実質プラマイゼロといった感じですね。

RakutenCasaが必要だと感じるお得な事情3選

Rakuten Casaとは?について理解が深まったら、次はRakutenCasaが必要だと感じるお得な事情3選について、見ていきましょう。
具体的には、
楽天モバイルのエリア外でも、データ容量が無制限で利用できる
Wi-Fiルーターへの接続もできる
屋内でも通信速度が安定している
の3点が、挙げられます。
以下に、それらについて、詳しく見ていきましょう。

楽天モバイルのエリア外でも、データ容量が無制限で利用できる

Rakuten Casaを利用すれば、楽天モバイルのエリア外でも、データ容量が無制限で利用できるというメリットがあります。
データ容量が無制限で利用できるようになっているので、毎月データ通信料が高くて困っていたという人でも、安心して使用できるようになるでしょう。
例えば、Rakuten UN-LIMITを利用している人の場合、データ容量を無制限にしたいのなら、料金が3,278円になっている無制限のプランを選択する必要がありました。
3,278円という格安料金で利用できるので、データ容量の消費が激しい人ほど、利用する価値は大きかったと言えるでしょう。
しかし、このRakuten UN-LIMITは、楽天モバイルのエリア外になってしまうと、最大でも1Mbpsという通信速度制限が掛かってしまうという仕様になっているようです。
常に、楽天モバイルのエリアでスマホを利用している人には影響がないので、そうした人と比較すると、不公平感があると感じてしまうのは否めません。
楽天モバイルの基地局というのは、他の大手キャリアと比べると、まだ歴史が浅い分、都市部とその周辺地域にしか普及していない印象があります。
都市部で楽天モバイルを利用する分には、そこまで不自由な思いはしないかもしれませんが、地方になるほど基地局が普及していないエリアも多いといった事はあるでしょう。
その為、地方に居住している人ほど、無制限のプランに契約していても、速度制限が掛かってしまうといったデメリットがありました。
そういった場合でもこのRakuten Casaを使う事で、地方に住んでいて速度制限がある人でも、データ容量を無制限で利用できるようになるので、楽天モバイルのエリア外の人は、検討してみる余地がありそうです
もちろん、今後地方での基地局の設置も普及していけば、速度制限なく、使えるようになるといった事になるかもしれません。
ただ、基地局の設置というのは、時間も費用も多く掛かる事になるので、そうした未来はまだまだ先と考えておいた方がいいでしょう。
このように、Rakuten Casaを利用する事で、楽天モバイルの回線エリア外でも、データ容量が無制限で利用できるというメリットがあります。

Wi-Fiルーターへの接続もできる

Rakuten Casaは、小型の基地局としてだけではなく、Wi-Fiルーターと接続する事もできるというメリットがあります。
自宅が楽天モバイルのエリアであれば、Rakuten CasaのWi-Fiアクセスポイントの機能を活用して、パソコンをテザリングでインターネットに接続する事もできるようです。
自宅でパソコンを使って、テレワークをする機会が多い人からすれば、スマホだけでなくパソコンの通信速度も安定させる事ができるので、一石二鳥だとも言えるでしょう。
「Rakuten Casaアプリ」というアプリをスマホにインストールする事で、Rakuten CasaをWi-Fiルーターへ接続する事ができるようです。
もし、自宅のルーターにWi-Fi機能が備わっていないのなら、このWi-Fiルーターへの接続機能を活用する事で、Wi-Fiルーターのように無線でインターネットに接続できるというメリットがあります。
ルーターにWi-Fi機能が備わっていない場合、無線ではなく有線でインターネットに接続する事になるので、ルーターの近くにパソコンを置いて仕事をしなければいけないというデメリットがありました。
しかし、このRakuten CasaのWi-Fiへのアクセスポイント機能を利用すれば、無線でも繋がるようになるのでルーターから離れた場所にいても、インターネットに接続できるようになります。
現在販売されているルーターと言えば、Wi-Fi機能が付いた無線ルーターが一般的になっていますが、かなり昔のルーターを使用しているとWi-Fi機能が付いていない事もあるので、そうしたルーターを使用しているのならRakuten Casaを設置する事で、快適なインターネット環境が構築できるようになるかもしれません。
ルーターとRakuten Casaを繋げる場合、ルーターのLANポートに繋げて、Rakuten Casaの電源を入れるだけで、利用する事ができるようになります。
設定もそれほど難しくなく、比較的短時間で簡単に接続できるようになっているので、スマホの設定や操作が苦手だという人でも、負担を感じる事は少ないでしょう。
ただ、ここで注意をしておいてほしいのが、Rakuten CasaはあくまでWi-Fiルーターへの接続ができるという機能を持っているだけであって、Rakuten Casa自体にWi-Fi機能が備わっているわけではありません
つまり、Rakuten Casaを使ってWi-Fiルーターへ接続したい場合は、事前にWi-Fiルーターを用意する必要があるという事です。
自宅にWi-Fiルーターがある方なら問題ありませんが、現在Wi-Fiルーターがないという方は、新しく購入する必要が出てくるので、それが面倒だと感じるでしょう。
Wi-Fiルーターがすでにあるという人の場合、自宅でパソコンやスマホを使う際に、Wi-Fiルーターを利用してインターネットに接続しているという人も多いと思います。
それならばデータ通信を無制限に利用でき、利用料金も一律なので、今までWi-Fiルーターを利用してきたという人からすれば、わざわざRakuten Casaを新しく導入するメリットは少ないと感じてしまうかもしれません
もし、現在使っているWi-Fiルーターの通信速度が遅くて困っている人からすれば、Rakuten Casaを新たに導入する事で、通信速度が遅いという事態を解消できる可能性があります。
そのような状況ではなく、Wi-Fiルーターでの通信速度が安定しているという事ならば、Rakuten Casaに契約するメリットはあまりないのかもしれません。
このように、Rakuten Casaを利用する事で、Wi-Fiルーターへの接続もできるようになるというメリットもあります。

屋内でも通信速度が安定している

Rakuten Casaを利用するメリットとして、屋内でも通信速度が安定しているといった事が挙げられます。
屋内で楽天モバイルのスマホを利用していると、通信速度が遅かったり、繋がりにくいといった状況になった事はないでしょうか?
これは、屋内だと電波が届くまでに建物などの障害物が邪魔をしてしまい、電波がスマホに届きにくくなってしまうからのようです。
一般的には、たとえ障害物が多くても、基地局が多ければ、通信速度は落ちにくいと言われています。
それに対して楽天モバイルは、他の大手キャリアと比べても基地局が少ないので、その分電波が弱くなりがちになるのかもしれません。
そのような場合でも、このRakuten Casaを利用すれば、通信速度が遅かったり、繋がりにくいといった状況を改善する事ができるようになります。
しかし、ここで気を付けておいてほしいのが、自宅を基地局として利用するのなら、自分や同居している家族以外の人に基地局の電波を利用される事もあるという点です。
自宅の近くに、楽天モバイルを利用している近所の人がいた場合、その人がインターネットに接続した際に、勝手に自分の基地局の電波が利用されてしまう可能性も出てきます。
これは、近所の人もRakuten Casaの基地局の電波を使っているという自覚はなく、無意識に使ってしまうケースがほとんどでしょう。
自分や家族が使う為に導入した基地局なのに、勝手に他の人に使われてしまうというのは、あまりいい気分にはならないと思います。
インターネットの回線というのは、同じ時間に利用する人が多ければ多いほど、回線が混雑してしまいやすくなり、結果として通信速度が遅くなりがちです。
その為、自宅の近くに楽天モバイルの利用者が多いと、そのときに利用する電波に自分のRakuten Casaの電波が使われてしまい、いざ自分がスマホをインターネットに繋ごうと思っても、繋がりにくくなってしまうという事になる可能性もあるでしょう。
自分のスマホの通信速度を改善したいと考えて、Rakuten Casaを導入したのに、それが他の人に使われてしまった影響で自分の通信速度が落ちてしまったというのは、なんとも悲しい気持ちになってしまいますね。
Rakuten Casaは、超小型の基地局という事になっているので、一度に電波を送信や受信できる数も通常の基地局と比較した場合、かなり少ないといった事が考えられます。
そうした事から、同じタイミングで利用する人が複数いた場合、それほど多くない人数であったとしても、すぐに通信速度が遅くなってしまう可能性はあるでしょう。
複数の人が、一度に利用するといった事を想定して開発されたものではないと思うので、その事を念頭に置いておいた方がいいかもしれません。
特に、朝や夕方など多くの人がインターネットを利用する機会が多いと言われている時間帯になると、通信速度に影響が出てくる可能性もあるので、その点は気を付けるようにしてください。
このように、Rakuten Casaを利用すると、屋内でも通信速度が安定しているといったメリットがあります。
ただ、同じタイミングで利用する人が多いと、それが原因で通信速度に影響が出てしまう事もあるでしょう。

まとめ

RakutenCasaが必要だと感じるお得な事情3選
楽天モバイルのエリア外でも、データ容量が無制限で利用できる
Wi-Fiルーターへの接続もできる
屋内でも通信速度が安定している

いかがでしょうか?
Rakuten Casaを利用する事で、通信量が無料になるだけでなく、楽天モバイルのエリア外でも、データ容量が無制限で利用できるようになったり、屋内でも通信速度が安定しているといったメリットもあります。
楽天モバイルの無制限プランに契約していても、楽天モバイルの基地局が少ない地方に居住していると、通信速度に影響が出てしまう事があるかもしれません。
そうなってしまうと、一番高い料金プランに契約しているにも関わらず、あまりお得感を感じる事ができないので、損した気分になってしまうでしょう。
そのような場合でもこのRakuten Casaを使えば、自宅を基地局にする事ができるので、自宅でのスマホ操作も快適になります。
しかし、すでにWi-Fiルーターを利用している人の場合だと、スマホをWi-Fiルーターに接続する事で、通信速度も安定し、利用料金も一律になるので、Rakuten Casaを利用する必要性は少ないと感じる事もあるでしょう。