先日、知人から「足の医療脱毛をしたいけど、気を付けた方がいい事って何かある?」といった質問をされました。
それに対して私は、乾燥しすぎないようにしたり、太ももは照射しない方がいいといった事を友人にアドバイスしました。
私は今まで、足の医療脱毛をしてきた経験から、どういった事に注意しておけばいいのかを身をもって把握する事ができました。
こういった事を事前に理解していないと、肌トラブルや硬毛化に繋がる恐れがあるので、十分に気を付けてください。
今回は、そんなメンズが足を医療脱毛する場合に知らないと損する知識3選について、ご紹介していきます。

こんな人に読んで欲しい
足の医療脱毛をしたいと考えている人
足の医療脱毛をする際の注意点について知りたい人

足を医療脱毛する場合に知らないと損する知識3選

それでは、メンズが足を医療脱毛する場合に知らないと損する知識3選について、話していきましょう。
具体的には、
施術までにシェービングをしっかりしておく
乾燥しすぎないようにする
太ももは照射すると硬毛化する恐れがある
の3点が、挙げられます。
以下に、それらについて、詳しく解説していきます。

施術までにシェービングをしっかりしておく

足脱毛するなら、当日の施術までに、足の毛をしっかり剃っておく必要があります
もし、剃り忘れてしまった箇所があったとしても、施術前に看護師が電動シェーバーやカミソリを使用して、シェービングしてもらえるクリニックもあります。
しかし、このシェービングに掛かる時間というのも施術時間に含まれているので、その点は気を付ける必要があります
要するに、シェービングに時間が掛かりすぎてしまうとその分、照射に充てられる時間も短くなってしまうという事になります。
私も以前、施術を受けた際に、剃り忘れてしまった箇所が複数あったので、担当の看護師に電動シェーバーで剃ってもらった経験があります。
自分ではある程度、しっかり剃ったつもりだったのですが、ふくらはぎの部分になってくると、死角になっている箇所も多いので、そういった箇所で剃り忘れが多かったようです。
看護師から施術終了後に、「次回からは、きちんとシェービングをして頂けると、スムーズに施術も終わりますよ」と言われて、少々恥ずかしい思いをした経験もあります。
こういった恥ずかしい思いをしない為にも、事前のシェービングは時間を掛けて、剃り残しがないようにしてください。
施術終了の時間が近づいてしまえば、たとえすべての箇所に照射が終わっていなかったとしても、終了の旨を告げられる可能性もあるので、注意してください。
次の施術待ちの顧客がいないなど、空いている時間帯なら、施術時間を過ぎても照射を行ってもらえる可能性があります。
私が通っていたクリニックでは、絶えず常に混んでいるといった印象を受けたので、施術時間を過ぎても照射してもらえる可能性は低いように見えました。
足のように照射する面積が多い部位になるとその分、照射時間も長くなるといった傾向があります。
照射時間が長くなってしまいがちな分、シェービングにも時間が掛かってしまうと、それだけ貴重な施術時間はどんどん減っていきます。
その為、施術前までに、シェービングをしっかりしておくように心掛けましょう。
シェービングを行う際に気を付けてほしいのが、シェービングというのは、ただ単に毛を剃ればいいというわけではないという事です。
正しいシェービング方法を実践しないと、時間が無駄に掛かっただけで、剃り忘れや剃り残しが出てきてしまいます
正しいシェービング方法とは、毛の流れに沿って剃っていくという事です。
毛の流れに沿って剃っていけば、綺麗に無駄なく剃る事ができます。
毛の流れに逆らって剃る事も、可能ではありますが、これは毛を引っ張ってしまう為、肌トラブルに繋がる可能性が出てきます。
また、シェービングクリームをたっぷり付けて剃れば、剃りやすさは向上します
カミソリは、ヒゲ剃りに使われるようなT字型のカミソリよりも、女性がよく使っていそうなI字型のカミソリを使用した方がいいでしょう。
すね毛などのような濃い毛の場合、T字型カミソリで剃ってしまうと、カミソリの隙間に毛が詰まりやすくなってしまいます。
私も以前、3枚刃のT字型カミソリですね毛の処理をしていたら、刃と刃の隙間にすね毛が挟まってしまい、大変だった思い出があります。
刃の隙間に毛が詰まってしまうと、水で洗い流しても、毛が中々抜けないといった状態になります。
その為いつも、面倒ではありますが、指で毛を1本1本抜いていました。
しかし、これは、カミソリの刃で指をケガしてしまうというリスクがある為、当然の事ながら、推奨していません。
T字型カミソリが、すね毛の処理に不向きであるのに対し、I字型のカミソリならばそういった毛が絡まるといったトラブルはないでしょう。
実際に、私も今まで、I字型のカミソリを使用してすね毛を何度も剃ってきましたが、一度も毛が絡まった事はありません。
I字型カミソリは、T字型カミソリに比べると、一度に剃れる面積が少ない分、時間が掛かってしまうというデメリットはあります。
しかし、毛が絡まりにくい分、定期的に使用しやすいといったメリットがあるので、すね毛の処理には、T字型カミソリよりもI字型カミソリの使用を断然オススメします。
このように、当日の施術までに足の毛をしっかり剃っておかないと、施術前のシェービングに時間が掛かってしまう事があります。
そうなってしまうと、すべての箇所に照射をするという事ができずに、終わってしまうというデメリットが発生してくるでしょう。
そのような事態にならない為にも、施術前にしっかり剃毛処理しておく事という事を忘れないようにしてください。

乾燥しすぎないようにする

足が乾燥しすぎてしまうと、施術を断られるケースもあるので、その点は注意するようにしてください。
看護師曰く、乾燥がひどい状態で照射をしてしまうと、肌荒れや照射しても毛が抜けないといった事があるようです。
冬などの寒い季節ほど、足も乾燥しやすくなってきます。
私も以前、2月下旬という寒い時期に、足脱毛の施術をしてもらった事があります。
その施術を担当してくれた看護師から「今回の施術では、足がかなり乾燥していたようなので、今後はしっかり乾燥対策をして頂く事をお勧めします。今回はギリギリ照射できるラインですが、これ以上乾燥してしまうと、照射できない事がありますよ」と言われた事があります。
この発言を受けて私は「足が、かなり乾燥してしまっている事への心当たりはあるな」と感じました。
というのも、当時私はお風呂に入る際に、冬場で寒いのと自分が寒がりな体質だった為、温度をいつも42~43℃くらいに設定して、シャワーを浴びていました。
また、湯舟に入る際も、シャワーと同じくらいの温度に設定して入浴していました。
こういった乾燥した冬の時期に毎日、熱い温度のお湯を体に浴びるという生活を行っていると、当然の事ながら、足も相当乾燥してきます。
今までも、足の肌が乾燥しすぎてしまい、皮膚が粉っぽくなってしまったり、かゆみを感じるという事がしばしばありました。
冬のような寒い時期に、身体の芯まで温まりたいという思いから、熱いシャワーや湯舟に入ってしまうというのは、皆さんにもよくある話ではないでしょうか?
しかし、そういった熱いお湯を毎日浴び続けていると、当然の事ながら、肌にも相当のダメージが与えられてしまいます
乾燥しすぎてしまうと、せっかく施術を受けに行っても、施術してもらえないといった事態にも繋がる為、施術前の乾燥対策はしっかり行っておくようにしてください。
乾燥対策としては、熱い温度のお風呂に入らないようにするのは勿論の事ですが、普段から保湿用のクリームを就寝前に塗っておくなどの対策も有効になってきます
具体的には、ボディクリームを塗っておく事で、乾燥を防げるようになります。
ボディクリームは、塗る事で乾燥の原因となる油分の不足を抑える効果が、期待できます。
万が一、ボディクリームを塗布しても乾燥が改善しないようなら、ジェル系や乳液系のクリームに切り替えてみてください。
ボディクリームを塗布しても乾燥が改善しない要因として考えれるのは、油分だけでなく、水分も不足している事が考えられます。
その為、油分と水分不足の両方を補えるジェル系や乳液系のクリームを塗る事で、その問題を解決する事ができるでしょう。
肌を乾燥させない為には、シェービングのやり方にも気を付けなければいけません。
シェービングの際に滑りをよくするには、シェービングクリームを使用するのが一般的です。
しかし、人によっては、シェービングクリームを使わずに、ボディソープや石鹸をシェービングクリーム代わりに使用している人がいます。
こういった使い方をしている人は、今すぐそういった使用方法は、控えるようにした方がいいでしょう。
ボディソープや石鹸というのは、そもそもシェービングの用途に作られているものではありません。
シェービングクリームと違い、肌を剃るのに十分なほどの滑らかさはないでしょう。
それらを使用してシェービングしてしまうと、上手く剃れず、肌を痛めてしまうかもしれません。
また、それと同時に、肌に必要な油分などの保湿成分も洗い流してしまう可能性もあります。
かくいう私も、ボディソープを使用して、シェービングしていた時期がありました。
「シェービングをする為にシェービングクリームを使用するなんて、面倒くさい。お風呂に入ったときにボディソープで体を洗うのだから、そのボディソープでシェービングをすればいいじゃん」と考えていました。
面倒くさがり屋な私は、いつもボディソープをシェービングクリーム代わりに、シェービングをしていました。
こういったシェービング方法を続けていると、次第に肌も乾燥しやすくなっていき、冬場はカサカサした状態になってしまいました。
このような、誤ったシェービング方法をしてしまっている人は、結構多いのではないでしょうか?
ボディソープでシェービングをすると、私のように肌の保湿成分が落とされてしまい、粉を吹いたようになる可能性もあります。
その為、シェービングをする際は、必ずシェービングクリームを使用するようにしてください。
足が乾燥しすぎてしまうと、肌荒れや照射しても毛が抜けないといった事態になるかもしれません。
そうならない為には、日頃からしっかりとした保湿対策が重要になってきます。

太ももは照射すると硬毛化する恐れがある

太ももの毛が薄い人はレーザー脱毛機で照射してしまうと、硬毛化してしまう可能性があります。
硬毛化とは、元々薄かった毛が、濃くなってしまう状態を指します。
薄い毛にレーザー脱毛機で照射してしまうと、逆にそれが刺激になってしまい、照射後に抜けて新しく生え変わった毛が、濃い毛になってしまうようです。
レーザー脱毛というのは、元々黒い毛に反応して、毛の奥にある毛根にダメージを与える施術になっています。
その為、一定程度の濃さを持つ毛ほど、弱い出力でも抜けやすいといった傾向があります。
逆に、薄い毛ほど強い出力で照射しなければ反応しない為、結果として、抜けにくくなります。
このレーザー脱毛の照射の過程で、薄い毛に照射しても毛根にダメージを与えられず、反対に毛根が活発になってしまう事で、硬毛化という現象になってしまうようです。
その為、太ももの毛がそれほど濃くない人は、その付近へ照射しない旨を施術前にあらかじめ、担当の看護師に伝えておくようにしてください。
私も以前足の脱毛をしたときに、担当の看護師から「鼠径部周辺はかなり毛が薄いので、照射しなくてもよろしいでしょうか?薄い毛に照射してしまうと、それが原因で硬毛化してしまうリスクがあるんですよ」と言われた事があります。
確かに私の場合、鼠径部周辺はそれほど毛は濃くありませんでしたし、特に気になるというほどでもありませんでした。
その為、看護師のアドバイス通り、鼠径部周辺への照射はやらない方向で施術してもらいました。
足で特に毛が濃い部分と言えば、すね毛という方がほとんどだと思います。
それに対して、すね毛よりも上の部分、つまり太ももや鼠径部周辺になってくるにしたがって、毛が薄くなるという傾向はあるでしょう。
このように、足の毛と一言で言っても、箇所によって毛の濃さは大きく違ってきます
施術前に、どの箇所が毛が薄いかを確認しておき、その箇所の毛がほとんど気にならないようなら、その箇所への照射はやらなくてもいい旨を看護師に伝えておきましょう。
しかし、それでも「せっかく高いお金を払っているのだから、照射してもらうのなら、全部照射してほしい」と考える人もいるかもしれません。
また、「仮に、硬毛化してしまっても照射を繰り返せば、毛の量も減ってくるのでは?」と考えている人もいるでしょう。
しかし、硬毛化という現象は、照射を繰り返しても減毛には近づきません
何度やっても毛の濃さや量は変わらず、ただ時間とお金が無駄になくなってしまうだけの状態になります。
そうならない為にも、「硬毛化しているでは?」と感じたときから、クリニックに相談して、硬毛化しているかどうかの診断をしてもらいましょう。
クリニックで硬毛化と診断されれば、それ以降レーザー脱毛での照射は、中止するよう勧められる可能性が高いです。
どうしても太ももの毛を脱毛したいのなら、レーザー脱毛ではなく、ニードル脱毛での施術を行ってみてください
ニードル脱毛ならば、1本1本の毛を一度の施術で、永久脱毛できる効果があります。
一度抜けた毛が再び生えてくるという事は、まずないようです。
しかし、ニードル脱毛で施術してしまうと、痛みが強かったり、すべての毛を抜くまでに時間が掛かるといったデメリットも存在しているので、その点は注意するようにしてください。
太ももの毛が薄いようなら、レーザー脱毛での照射は、控えておいた方がいいでしょう。
毛が薄い状態で施術してしまうと、脱毛効果を実感できず、かえって硬毛化になる危険があります。

まとめ

メンズが足を医療脱毛する場合に知らないと損する知識3選
施術までにシェービングをしっかりしておく
乾燥しすぎないようにする
太ももは照射すると硬毛化する恐れがある

いかがでしょうか?
足を医療脱毛する場合、乾燥しすぎてしまうと、肌荒れを起こしやすくなるといったリスクがあります。
また、太ももは照射してしまうと、硬毛化する恐れがあるので、なるべく照射しない方がいいでしょう。
医療脱毛は、エステと比較すると、安全性の高い施術ではありますが、それでも一定のリスクは存在します。
施術後に「こんな事になるなんて」と後悔しない為にも、しっかりとした対策や知識を備えて施術してみるといい結果に繋がるのではないでしょうか?