
メンズがヒゲをレーザー脱毛したいと考えた場合、施術時の痛みや肌トラブルを気にされる方が多いようです。
アレキサンドライトなどの熱破壊式レーザーだと、痛みは強く、肌トラブルになるリスクがあります。
そうした痛みや肌トラブルが気になるという方は、メディオスターを検討するといいでしょう。
メディオスターで施術を受けると、熱破壊式レーザーよりも痛みを抑えられ、皮膚への負担も少なくする事ができます。
メディオスターには、そうしたメリットもありますが、それと同時に濃い毛には反応づらいといった事など、施術を受ける前に、事前に知っておいた方がいい特徴が多くあるようです。
今回は、そんなメンズがメディオスターでヒゲ脱毛したいと考えた場合、どういった特徴があるのか?について、ご紹介していきます。
こんな人に読んで欲しい
メディオスターで、ヒゲの脱毛をしたいと考えている人
これからヒゲ脱毛をしようと考えているが、どのレーザー脱毛機を選べばいいか分からない人
メンズがメディオスターでヒゲ脱毛したいと考えた場合、どういった特徴があるのか?

それでは、メンズがメディオスターでヒゲ脱毛したいと考えた場合、どういった特徴があるのか?について、見ていきましょう。
具体的には、
痛みが弱く、肌への負担が少ない
照射への制限が少ない
濃い毛には反応づらい
永久脱毛の効果は不明
抜けるまでに時間が掛かる
の5点が、挙げられます。
以下に、それらについて、詳しく見ていきましょう。
痛みが弱く、肌への負担が少ない
メディオスターの特徴として挙げられるのが、熱破壊式のレーザー脱毛よりも、痛みが比較的弱いという点です。
毛根ではなく、バルジ領域にレーザーを照射していく
メディオスターは、「蓄熱式」と呼ばれるタイプのレーザー脱毛になっています。
それに対して、アレキサンドライトやヤグレーザーなどの脱毛機は、「熱破壊式」と呼ばれるタイプのレーザー脱毛になっています。
熱破壊式タイプのレーザーの場合、毛の最奥にある毛根を破壊していくので、その分痛みが強くなりがちです。
しかし、蓄熱式タイプの場合、毛根よりも浅い部分にあるバルジ領域という部分にダメージを与えていくという施術になっているので、熱破壊式よりも痛みを抑えやすいといった特徴があります。
痛みを抑えられる理由には、1発ごとの照射の出力が弱い事も関係しているようです。
レーザー脱毛というのは、出力が強ければ強いほど、痛みを強く感じやすい設計になっています。
そうした出力の高さが原因で痛みを感じやすいのなら、その出力を抑えてあげる事で、その分痛みを抑える事ができるでしょう。
一般的にレーザー脱毛というのは、出力が強ければ強いほど、濃い毛でも効果が出やすく、毛根にまで届きやすいと言われています。
熱破壊式の場合、出力を抑えてしまうと、その分脱毛効果も弱くなってしまうので、ヒゲのような濃い毛に弱い出力で照射しても効果を感じにくいといった事があるようです。
それに対して、蓄熱式だと毛根よりも浅い部分を狙って照射していく為、出力が弱くても、しっかりバルジ領域にダメージを与える事ができます。
熱破壊式と蓄熱式の痛みの感じ方を比較した場合、熱破壊式でよく言われているのが、輪ゴムではじかれたような痛みを感じるという話をよく聞きます。
それに対して、蓄熱式の痛みは、熱の熱さを感じやすいといった特徴があるようです。
熱の熱さを感じると言っても、照射された瞬間に一瞬だけ「熱っ」といった風に感じるだけで、数秒ほどすると、そうした熱さもほとんど感じる事はないでしょう。
同じ箇所に繰り返し照射可能で、出力を上げたとしても痛みは強くない
同じ箇所に繰り返し照射する事も可能となっているので、弱い出力で繰り返し照射していく事で、肌に蓄積される熱を分散させる事ができます。
それにより、一度に感じる熱量も少なくなり、その結果痛みを抑える事ができるという事です。
同じ箇所に繰り返し照射していく回数は、クリニックによっても違いはありますが、大体どこのクリニックでも、3回ほどを目安にしているところが多い印象を受けます。
また、強い出力で照射したとしても、それほど強い痛みを感じる事も、ほとんどないようです。
私の知人も以前、メディオスターで一番高い出力で照射してもらった事があるのですが、熱破壊式の痛みに比べると、「気にするほどの痛みではない」という風に言っていました。
出力を上げれば上げるほど、それに比例して痛みも強くなるという設計は、熱破壊式と同じです。
しかし、痛みが増したからといって、そこまで大きな違いを感じるというほどの痛みでもないようです。
出力を上げても、その痛みは、あくまでも微増という程度だと感じます。
前回の施術で痛みに耐える事ができたのなら、次回以降の施術で前回よりも1段高い出力で照射したとしても、痛くて耐えられないという事態には、ほぼならないと考えていいでしょう。
ジェルを塗布する
痛みが少ないのには、照射前に施術箇所へジェルを塗布しているのも関係しているそうです。
このジェルをしっかりと塗っておけば、照射した際の痛みをジェルが吸収してくれるので、その分痛みが軽減できるようになっています。
ジェルは肌に優しいタイプのものが多いので、肌の弱い人がジェルを塗ったとしても、肌荒れするという事はほぼないでしょう。
しかし、ジェルを顔に塗布した際に、少し冷たいと感じる可能性があるので、その点は注意してください。
中には、ジェルなんて顔に付けたら、照射が終わった後に、顔がヌルヌルして気持ち悪い感じになりそうといった事を心配している人もいるかもしれません。
照射が終われば、看護師がジェルを拭き取ってくれるようになっているので、ジェルのヌルヌルした感じが、肌に残ってしまい気持ち悪いという事にはならないでしょう。
肌への負担が少ない
皮膚の浅い部分に攻撃する分、皮膚への負担は熱破壊式よりも少なくなっているようです。
今まで、熱破壊式のレーザー脱毛の施術を受けてきて、火傷などの肌トラブルが多かったという人でも、蓄熱式のメディオスターに変更する事で、そうした肌トラブルを減らせる可能性はあるでしょう。
レーザー脱毛でヒゲの施術を受けたら、毛嚢炎になってしまったという話をよく聞きます。
そうした毛嚢炎になる人というのは、そのほとんどが熱破壊式によるレーザー脱毛の施術を受けた人の可能性があるでしょう。
熱破壊式によるレーザー脱毛の施術を受けた場合、レーザーにより肌のバリア機能がダメージを受けやすくなります。
バリア機能がダメージを受けてしまうと、その箇所から細菌が入り込みやすくなってしまうので、それが原因で毛嚢炎になってしまうようです。
熱破壊式のように肌への負担が大きい施術だと、このような毛嚢炎になるリスクも高くなる為、そうしたリスクをなるべく抑えたいのなら、メディオスターのような蓄熱式の施術をしてみるといいでしょう。
このように、メディオスターで施術すると、アレキサンドライトやヤグレーザーなどの熱破壊式のレーザー脱毛で施術を受けたときよりも、痛みを感じにくく、肌への負担も少ないといった特徴が挙げられます。
照射への制限が少ない
メディオスターを使用すれば、日焼けをしている状態でも問題なく施術を行えますし、白いヒゲや薄いヒゲでも効果を実感できます。
レーザー脱毛と言えば、一番歴史があるのが熱破壊式のレーザーですが、熱破壊式の場合日焼けをしていると、レーザーを照射する事ができないという問題点がありました。
他にも、白いヒゲには照射しても反応しなかったり、薄いヒゲだと効果を感じにくいという事もあったようです。
熱破壊式のレーザー脱毛というのは、毛の中に含まれているメラニン色素に反応する性質を持っています。
その為、白いヒゲだとそうしたメラニン色素が含まれていないので、照射しても脱毛効果を感じられなかったり、薄いヒゲだとその分メラニン色素が少ないので、照射しても中々抜けないといった事があるようです。
しかし、メディオスターだと、そうした状態でも問題なく照射を行えるようになっているので、熱破壊式よりも幅広い利用者にアプローチできるといったメリットを持っています。
私の知人が、今まで熱破壊式のレーザー脱毛を受けてきたのですが、白いヒゲや薄くなったヒゲが中々抜けず、困っていました。
それが、メディオスターに脱毛機を変更してからは、そうした毛でもしっかりと脱毛効果を感じられるようになったので、その結果にとても満足したそうです。
ヒゲ脱毛を繰り返し行っていると、1本1本の毛が徐々に薄くなってくるのを感じる事ができます。
そうなると、剃り跡や青ヒゲが目立つ事が少なくなってくるでしょう。
しかし、ヒゲが薄くなってしまう事で、それと同時にメラニン色素も少なくなるので、熱破壊式のレーザー脱毛を受けても、効果を感じにくいといった状況に陥ってしまいます。
また、今まで気付かなかった白いヒゲにも気付くようになり、それが気になっても熱破壊式ではそうした毛には反応しないので、それが煩わしく感じる事もあるでしょう。
そのような状況であっても、メディオスターならばしっかり反応するようになっています。
熱破壊式のレーザー脱毛を受けて、ある程度ヒゲが薄くなったという人は、それ以降も同じ施術方式を受けても、逆に効果を感じにくいと思うかもしれません。
その為、ヒゲが薄くなったら、熱破壊式からメディオスターのような蓄熱式のレーザー脱毛機に変更する事で、高い脱毛効果を感じられるようになるのではないかと思います。
濃い毛には反応づらい
メディオスターは、薄い毛でも反応しやすいといった事を先ほど、説明しました。
逆に、濃い毛には照射しても反応しづらいといった側面もあるので、その点は気を付けてください。
私の知人が、大手クリニックでヒゲ脱毛の施術を受けようと考えたときに、その院では熱破壊式のレーザー脱毛であるアレキサンドライトとメディオスターの2種類の脱毛機があったので、どちらで施術しようか悩んでいました。
知人は、レーザー脱毛は痛みが強いという噂を聞いていたので、その点を不安に感じ、痛みが少ない施術を考えている旨をスタッフに伝えました。
すると担当のスタッフから「メディオスターの方がアレキサンドライトよりも痛みが少ないですし、脱毛効果もアレキサンドライトと同じなので、痛みが気になるという人はそちらを検討してみてもいいかもしれません」という話があったそうです。
すると知人は「アレキサンドライトよりも痛みが弱いにも関わらず、脱毛効果も変わらないのなら、メディオスターで施術した方が断然お得なんじゃない?」と考え、即決でメディオスターでの施術をする事に決めたそうです。
複数回施術を受けても変化がない
それから実際に、メディオスターでの施術を4回ほど受けてみたようですが、施術を受ける前の大きな期待感とは打って変わって、自分が思っていたほどの脱毛効果を感じる事はできなかったようです。
知人は、1回目からヒゲがごっそり抜けるのをイメージしていたようですが、いつまで経っても全く抜ける様子がなかったので、「メディオスターは、ヒゲのような濃い毛には効果がないのでは?」と不安になり、気になってクリニックに連絡したそうです。
するとクリニックのスタッフから「メディオスターの場合、徐々に毛が薄くなってくるという脱毛効果になっているので、何回か施術を受けてくると、脱毛効果を感じられると思いますよ」との回答でした。
その言葉に納得し、安堵した知人は、とりあえず何度か施術を受けてみて、様子を見てみる事にしました。
しかし、それ以降施術を受けても、ヒゲは全くと言っていいほどに変化はありません。
知人は「強い出力で照射すれば、効果があるのでは?」と考え、かなり強い出力で照射してもらったりもしましたが、それでもこれといった変化は感じられなかったようです。
このように、メディオスターには、ヒゲのような濃い毛には反応しづらいといった点があります。
その為、メディオスターで脱毛効果を実感したいのなら、事前に熱破壊式のレーザー脱毛で施術を受けてみて、ある程度ヒゲを薄くしてから、メディオスターで施術を受けるといいと思います。
永久脱毛の効果は不明
ヒゲ脱毛と言えば、今まで熱破壊式のレーザー脱毛ばかりを受けてきたという人の中には、メディオスターの効果に対して、疑問を持っている人もいるようです。
よく言われるのが、メディオスターだと、永久脱毛ができないという点です。
永久脱毛をしたい場合、熱破壊式の施術方式のように毛根を破壊するといったやり方が、一般的です。
メディオスターのように、毛根よりも浅い部分にあるバルジ領域を破壊するだけでは、永久脱毛はできず、何度でも新しい毛が生えてくると考える人もいます。
しかし、メディオスターを導入している多くのクリニックでは、メディオスターでも永久脱毛は可能だと主張しています。
そうした主張を唱える人は、バルジ領域を破壊していく事でも、毛根を破壊するのと同様の効果があると考えているようです。
こうした意見が正しいかどうかは、人によって、賛否両論が大きく分かれているといった印象があるように感じます。
賛否両論がある背景には、メディオスターが導入されてからの歴史がまだまだ浅く、実績が少ないといった事が関係しているようです。
アレキサンドライトなどの熱破壊式のレーザー脱毛機が、日本のクリニックで導入された歴史は長く、それまでに利用した患者も多い為、永久脱毛の実績も豊富にあります。
それに対してメディオスターの場合、熱破壊式のレーザー脱毛機よりも歴史が短い分、今までに利用した患者も少なく、永久脱毛できたという実績もそれほど多いわけではありません。
その為、永久脱毛の効果があるかは、現時点では断言できない状況なのが、残念なところです。
抜けるまでに時間が掛かる
施術を受けてからヒゲが抜けるまでには、大体2週間~3週間ほどの期間が掛かると言われています。
アレキサンドライトなどの熱破壊式のレーザー脱毛だと、1週間~10日程度でヒゲが抜けていきます。
この事から、熱破壊式よりも蓄熱式のレーザー脱毛の方が、ヒゲが抜けるまでに時間が掛かると言えるでしょう。
熱破壊式だと、ヒゲが抜ける際にポロポロとした感じで抜けるといった特徴があります。
実際に、ヒゲが抜けているのをこの目で見る分、施術の効果を実感しやすいと言えるでしょう。
それに対して、メディオスターの場合、そうしたポロポロとした感じで抜けるわけではないので、見た感じとして施術の効果を感じにくいといった事があるようです。
クリニックのスタッフ曰く「メディオスターだと、施術を重ねていくに従って、次第にヒゲが薄くなっていき、抜けていくという流れになります」と説明しています。
私の知人も、熱破壊式のレーザー脱毛で施術を受けてみて、ヒゲがある程度薄くなった後に、もう一度改めてメディオスターでの施術を受けてみました。
すると、今まで熱破壊式のレーザー脱毛で感じていたようなポロポロとした抜け感はなく、気付いたらいつの間にかヒゲが抜け落ちていたようです。
メディオスターだと、ヒゲが抜けた瞬間を確認できないので、そういった面では脱毛効果を実感しにくいかもしれませんが、実際はしっかりと脱毛の効果はあると言えます。
ヒゲが抜けたとしても、抜けた箇所からもう二度とヒゲが生えてこないというわけではなく、2ヶ月ほどすると、また新しい毛が生えてくるようです。
十分に生えそろったと感じたら、再び施術を受けていくといった事を、繰り返し行っていくという流れになっています。
このように、メディオスターで施術を受けると、ヒゲが抜けるまでに掛かる時間が熱破壊式よりも長くなっているので、その点は気を付けるようにしてください。
まとめ

メンズがメディオスターでヒゲ脱毛したいと考えた場合、どういった特徴があるのか?
痛みが弱く、肌への負担が少ない
照射への制限が少ない
濃い毛には反応づらい
永久脱毛の効果は不明
抜けるまでに時間が掛かる
メディオスターでヒゲ脱毛すると、熱破壊式レーザーよりも痛みを抑えられますし、肌への負担も少なくて済みます。
そういった特徴がある反面、濃い毛には反応づらいといった事もあるので、その点はしっかり把握しておくようにしましょう。
特にヒゲは、体毛の中でも毛が濃い部位になるので、そこを最初からメディオスターで施術を受けても、思ったような効果を見込めない可能性があるかもしれません。
その為、最初は熱破壊式レーザーで施術を受けてみて、ある程度ヒゲが薄くなったと感じたら、それからメディオスターで施術を受けてみるのがいいと思います。
そうする事で、熱破壊式レーザーで施術を受ける回数も減らせるので、その分強い痛みを感じる機会を減らせるでしょう。
痛みや肌トラブルを気にしている方で、施術してみる価値が大きいと思うのが、このメディオスターになっています。
そういった方は、ぜひ施術を検討してみてはいかがでしょうか?