私は昔、ヒゲなどの体毛が濃くてその事に長年、悩んでいました。
脱毛を決意しましたが、脱毛方法と言えば、クリニックやエステ、家庭用脱毛器など幅広い選択肢があるので、どういった基準で選べばいいか分からないでいました。
友人などにも相談してみようと考えましたが、恥ずかしくて結局、相談できずに終わってしまいます。
私のように、周りには恥ずかしくて相談できないなんて人も多いのではないでしょうか?
そんな中、実際に脱毛を体験してみて、安全性や効果、期間などを基準にして選べばいいという事が判明しました。
今回は、そんなメンズが脱毛する場合、どういった選び方をすればいいかについて、ご紹介していきましょう。

こんな人に読んで欲しい
脱毛する場合の選び方が分からない人
これから脱毛を初めてみたいと考えている人
過去に脱毛をした事があるが、長続きしなかった人

メンズが脱毛する場合の選ぶ基準5選

それでは、メンズが脱毛する場合の選ぶ基準について、話していきましょう。
具体的には、
安全性
効果
期間
費用
痛みの程度
の5点が、挙げられます。
以下に、それらについて、詳しく解説していきます。

安全性

脱毛する上で安全性という観点は、しっかり確認しておきたい点の一つです。
安全性の低い脱毛方法を行っていると、火傷や毛嚢炎、失明になってしまう可能性があります
家庭用脱毛器だと、出力を低く設定しているので、火傷のリスクは低くなっています。
しかし、早く効果を実感したいあまり、一度に同じ部位を照射したり、短い間隔で照射を行っていると、火傷などのリスクが高くなってくるので注意してください。
クリニックの場合、看護師が火傷をしないよう出力を毎回調整しているので、火傷のリスクは低いです。
それでも、肌の弱い人などは火傷や毛嚢炎になってしまったという話も聞くので、肌の弱い人は、その点を気を付けるようにしましょう。
クリニックの場合、肌トラブルなどになってしまった場合のアフターケアが充実している院も多いです。
もし、そのような火傷などに悩まされてしまったら、早めにクリニックに相談してみてください。
そうすると、治療の為の薬を提供してくれるなどの対応をしてもらえるので、積極的に活用してみる事をオススメします。
エステだと、クリニックに比べて火傷のリスクは高いらしく、アフターケアを実施していない店舗も多いのが難点です。
また、レーザー脱毛や光脱毛の場合、照射時の光を直接見てしまうと、最悪、失明の可能性があります
その為、照射時はゴーグルや目隠し、目をつぶるなどして、光を見ないような対策をしてください。
私もクリニックで施術した際、目の上に乗せる目隠しと水泳のときに使用するようなゴーグルの2種類を使用した事があります。
目隠しだと施術時に痛みなどで体が動いてしまったときに、目隠しもズレてしまうといった懸念があるので、目隠しだと不安だという思いがありました。
それに対して、ゴーグルだと体が動いたとしてもひもで固定されていて、ゴーグルの位置がずれる事はないので、安心感があります。
このようにやり方によっては、火傷や毛嚢炎、失明になってしまうケースがあります。
自分の肌の状態などを考えながら、肌トラブルなどがないよう、注意して脱毛を行っていきましょう。

効果

脱毛するからには、しっかりとした効果を実感できるようなやり方を選んでください。
脱毛する場合、一番高い脱毛効果を得られるのは、クリニックでの施術になってきます
ヒゲなどのような体毛の濃い部分を脱毛したい場合、クリニックやエステでなければ、しっかりとした効果を感じられないでしょう。
それに対して、家庭用脱毛器を選んだ場合、エステやクリニックと比較すると効果は、今一つといった印象です。
私も以前、家庭用脱毛器でヒゲの脱毛をしていました。
購入には、8万円ほどしたのですが、VIO以外の体のほとんどの部分に照射ができるとHPに記載されていました。
どうせ脱毛するなら、ヒゲ以外も脱毛したいと考え、その脱毛器を購入する事に決めます。
ヒゲに関しては、一週間おきに照射した方がいいと説明書に書かれていたので、一週間おきに照射を行う事にします。
その結果、3、4ヶ月ほどで鼻下付近のヒゲは、しっかりとした効果が表れました。
しかし、鼻下よりもヒゲが濃かったあごヒゲは、何度やっても効果は全くと言っていいほど表れません。
その為、通常よりも出力が高いカートリッジに交換して、半年ほど照射を行う事もしました。
それでも、結果は虚しく、思ったような結果は得られません。
家庭用脱毛器の場合、ヒゲなどの体毛が濃い部位への十分な効果は、得られにくいと思います。
家庭用脱毛器では、ヒゲ以外にも腕や足、わき毛にも照射をしていたのですが、それらはしっかりと効果は出ていました。
私の場合、腕に関しては、それほど毛深いといった事はなく、産毛が何本か生えている程度でした。
それでも、継続的に照射を続けていると、産毛もほとんど生えてこなくなります。
以前、眉毛サロンに通っていた際に、エステティシャンの方から、「腕も脱毛してるんですか?」と聞かれた事があります。
私が、「やっていますよ。薄くなっていますか?」と尋ねると、「んー、薄くはなってますね。後、ちょっとで完了するって感じですね」といった話をしていました。
産毛程度なら家庭用脱毛器でもしっかりとした効果を発揮できるようです。
足の脱毛に関しては、腕に比べると、毛量も多く、一本一本の毛が濃いという人がほとんどだと思います。
その為、足の脱毛は腕よりも時間が掛かる可能性が高いです。
私も足の脱毛は、腕よりも長期間照射を行っていたのですが、中々、毛が薄くならず苦労した思い出があります。
仮に、毛が薄くなったとしてもすぐにまた新しい毛が生えてくるの繰り返しだったので、嫌気が指してしまうときもありました。
エステやクリニックで取り入れられている脱毛コースの中に、「ニードル脱毛」と呼ばれる施術があります。
これは、脱毛する部位に一本一本小さい針を指していき、その針に電気を流す事により、毛乳頭を破壊するメカニズムになっています。
このニードル脱毛は、レーザー脱毛や光脱毛よりも脱毛効果が高いと言われており、一度抜けた毛は高い確率で二度と生えてこないと言われています。
また、薄い毛や細い毛にも効果があると言われており、肌質や肌の色が問題で脱毛できないという事もないそうです。
レーザー脱毛や光脱毛の場合、日焼けやしみがあるとその箇所は施術してもらえない事もあります。
しかし、ニードル脱毛ならそういった心配も無用な為、日焼けしやすい人や肌トラブルで悩んでいる人でも安心して施術できるというメリットがあるようです。
レーザー脱毛の場合、脱毛効果は高いと言われていますが、ニードル脱毛と違って、一度の施術でその毛が生えてこなくなるわけではありません。
このように、どの機械を使用するかによって効果は大きく違ってくるので、脱毛前にその点をしっかり確認しておきましょう。

期間

一回の施術で、完全に終わるという事はなく、長期的なスパンで施術を行っていかなければなりません
レーザー脱毛は、毛根にダメージを与える事によって、毛が抜けるというメカニズムになっています。
毛根にダメージを与えたとしても、一度に与えるダメージは毛根全体の10%程度です。
その為、毛が生えてこなくなるまでには、10回ほど定期的に通う必要が出てきます。
ヒゲやVIOなどのように、毛が濃い部位になるとさらに通わなければいけなくなる頻度は多くなってくるでしょう。
私もヒゲは、20回以上レーザー脱毛で施術を受けてきましたが、まだ所々、毛が残っている状態です。
毛が生え変わるサイクルは、毛周期と呼ばれていて、成長期、退行期、休止期の3つがあります
照射して、脱毛効果を感じられるのは、成長期の毛のみです。
退行期や休止期の毛の場合、照射しても抜けないので、成長期になるのを待つ必要があります。
部位によっても毛周期の間隔は違ってくるようで、体毛が濃い部分ほど、毛周期の間隔も短いそうです。
脱毛の回数が増えてくると、新しく毛が生えそろう成長期になるまでに、脱毛の回数が少ない頃と比較すると、時間が掛かると言われます。
その為、クリニックやエステによっては、ある程度の回数を照射したら次回からは、もう少し照射間隔を空けるようにといった話が出てくるケースが多いです。
私もクリニックでヒゲ脱毛した際に、最初は1ヶ月おきのペースで照射していました。
4回目が終了すると、看護師から「今までは、1ヶ月感覚のペースで照射していましたが、次回からの照射は、最低でも2ヶ月は空ける事を推奨しています」といった話をされました。
脱毛を早く完了させたいあまり、短い間隔で照射を行っていきたいと考える方もいるかもしれません。
しかし、「急がば回れ」ということわざがあるように、短い間隔で照射を行ってしまうと、一度の施術でしっかりとした脱毛効果を感じられない事が多いようです。
一度の施術で最大限の脱毛効果を実感したいと考えているようなら、適切な期間の間隔を空けて照射していかなければなりません。
光脱毛の場合だと、レーザー脱毛に比べると期間が長くなりがちです。
光脱毛は、レーザー脱毛と違い、出力が弱いので、毛根にダメージを与える事はできません。
その為、脱毛してもレーザー脱毛よりも、毛の再生回数の頻度が多くなりがちです。
ニードル脱毛は、一本一本毛を抜いていくといった施術をする為、レーザー脱毛や光脱毛よりも一度の施術時間は、長くなりがちです。
その為、例えば、ヒゲをニードル脱毛で施術したいと思った場合でも、一度の施術ですべて完了するわけではありません。
何度も通わないと、脱毛を完了できないという点では、レーザー脱毛と変わらないと言えます。
このように、脱毛が完了するまでにどれくらいの期間が掛かるのかといった視点で、検討してみる事も必要です。

費用

脱毛する場合、どういったやり方を選んでも、費用は高くなりがちです。
その為、どういったやり方が総額で費用を考えた場合、安くなるかを事前にしっかり確認しておいてください。
脱毛費用をとにかく安く抑えたいと考えている人には、家庭用脱毛器が向いているでしょう。
最近では、安価で買える商品も続々と発売されているようで、1万円ほどで購入できる脱毛器もあります。
しかし、家庭用脱毛器の場合、出力が弱い機械が多いので、ヒゲなどの毛が濃い部分には反応しづらい場合もあります
また、VIOなどのようなデリケートゾーンには、使用できない事も多いようです。
エステやクリニックに通う事になった場合だと、家庭用脱毛器よりも費用は高額になってきます。
しかし、デリケートゾーンやヒゲの脱毛も可能ですので、そういった部位を脱毛したいなら、エステやクリニックを選んでください。
私の場合、ヒゲ脱毛をしたいと考えたときに最初に購入したのが、家庭用脱毛器でした。
8万円ほどと高額でしたが、ヒゲだけでなく、わきや足の毛も脱毛できるというふれこみでした。
総額で見ればエステやクリニックよりも安く済むだろうと考え、思い切って購入する事にしました。
確かに一定の効果はありましたが、元々、家庭用脱毛器というのは出力が弱く設定されています。
その為、照射しても抜けない部分があったり、抜けてもすぐに生えそろってしまうなど、思ったほど効果を感じられないという印象を受けます。
家庭用脱毛器では、満足する結果を得られないと考えた私は、クリニックでヒゲなどの脱毛をしてもらう事に決めました。
私の通っていたクリニックでは、1回の施術料金で契約するよりも6回コースや3回コースを契約する方が、1回あたりの施術料金が安くなるといったシステムになっていました。
ヒゲ脱毛の場合、1回だけの施術だと、1万円ほどでしたが、3回コースだと1回分の施術料金は、7千円弱ほど、6回コースだと1回分の施術料金は、5千円ほどになります。
元々、ヒゲ脱毛は、回数がかなり掛かると看護師から聞いていました。
それならば1回分の施術料金が一番安い6回コースを契約するのが一番お得だと考え、そのコースを契約する事にします。
その他にも、ポイントサービスや期間限定の割引サービスがあるなど、お得なキャンペーンを複数実施していました。
そういった魅力もあり、ヒゲ脱毛以外にもわき毛や足の脱毛をする為にも、そのクリニックに定期的に通っていました。
クリニックに通いたいけれども費用を安く抑えたいと考えている人は、コース料金で契約する方が割安になったり、ポイントサービスなどを実施しているクリニックを探してみるといいと思います。
エステの場合だと、1回あたりの施術料金は、クリニックよりも安く抑えられるという点では、魅力的です。
しかし、その分、脱毛完了までに通わなければいけない回数がクリニックよりも多くなるといったケースも少なくありません。
エステに通う場合は、脱毛完了までにどれくらいの回数が必要で、金額は総額でいくらくらいかになるかを確認しておいてください。
このように、どういった方法を選ぶかで費用も大きく違ってくるので、自分に合ったやり方はどれかを入念に調べておく事が重要です。

痛みの程度

脱毛をするとなると、痛みを感じる事が多いです。
肌が弱い人や毛が濃い人ほど、痛みが強くなりやすいでしょう。
また、痛みの程度は、照射する部位によっても大きく異なってきます。
痛みが苦手な人は、エステや家庭用脱毛器を選ぶのが、無難です
これらは、痛みが少ないケースが多いので、痛みが苦手な人でも気軽に行えるというメリットがあります。
ヒゲなど肌が弱い部分になってくると、痛みを強く感じる事が多いです。
しかし、足や腕など肌が分厚い部位を照射した場合、強い痛みを感じる事は少ないです。
痛みが不安だという方は、最初は低い出力で照射してみるようにしましょう。
低い出力で照射するほど、痛みを低く抑えやすいです。
そこから、徐々に痛みに体を慣らしていき、徐々に出力を上げていきましょう。
最初から高い出力で照射してしまうと、火傷など肌トラブルにも繋がってしまう可能性があります。
火傷などは、高い出力で照射するほど発生しやすいです。
その為、自分の肌がどの程度まで耐えられるのかを把握する為にも、徐々に出力を上げていくというやり方をオススメします。
ニードル脱毛には、いくつか種類があるようで「電気分解法」、「高周波針脱毛」、「ブレンド法」、「絶縁針脱毛」、「ショートウェーブ法」など幅広くあるようです。
どれを選ぶかによって、痛みや肌への負担も違ってきます。
ニードル脱毛で施術する際は、どの種類が自分に合った施術なのかを担当のスタッフに、しっかり相談しておくといいでしょう。
しかし、どの種類の施術を選んだとしても、レーザー脱毛や光脱毛よりも痛みが強いそうです。
中には、痛みに耐えきれず、途中で断念してしまう方もいます。
ニードル脱毛を選ぶ際は、強い痛みにも耐えられるほどの強靭な意思がないと難しいのかもしれません。
エステなどでよく使用されている光脱毛は、痛みはニードル脱毛に比べてかなり抑えられています
照射時は、肌表面が少し熱いと感じる程度です。
光脱毛なら痛みに弱い方でも、耐えられないという方はほとんどいないでしょう。
レーザー脱毛の場合、光脱毛よりも痛みは強い事が多いです。
レーザー脱毛の中でも特に、アレキサンドライトやヤグレーザーなどは痛みが強いです。
逆に、メディオスターの場合だと、痛みはアレキサンドライトよりも弱いと言われています。
その為、レーザー脱毛を検討しているが、痛みが強いのが気になるという方は、メディオスターでの施術をしてみるといいでしょう。
脱毛をするなら、それに伴って施術時の痛みも多かれ少なかれ発生してきます。
自分が痛みに強いタイプかもしくは、肌が弱いタイプかどうかを見極めた上で、自分に合った脱毛方法を選んでみましょう。

まとめ

メンズが脱毛する場合の選ぶ基準5選
安全性
効果
期間
費用
痛みの程度

いかがでしょうか?
脱毛をするとなると、どういった基準で選べばいいか分からなくなるといった人も多いと思います。
そんな場合は、今回ご紹介したような効果や費用、痛みの程度などを参考に選んでみてはいかがでしょうか?
効果をしっかり実感できなければ、高い金額を支払った意味がないと思いますし、痛みが強すぎてしまうと、継続して通うのも難しくなってしまうでしょう。
十分、検討してみたけれど、それでも自分だけでは判断が付かない場合は、クリニックやエステでカウンセリングを受けてみるのもいいと思います。
最初のカウンセリングだけなら、無料で実施している店舗も多いので、金銭的な負担にもなりません。
まずは、勇気を持って行動してみる事が何よりも重要になってきます